「大医師イエス」その2
お元気ですか?明智信作です。先回、キリストは、霊と心と体の全体をいやす
偉大な医者であることを紹介しました。
その実例をあげましょう。新約聖書ヨハネによる福音書5章に、38年間病気
で悩んでいる人がいやされた記録があります。キリストは、ベテスダの池のそば
に集まってきているたくさんの病人の中で、最も悲惨なこの病人に心を留められ
ました。彼は38年間もひとりで動けない不具者でした。これだけ長い間動けな
くて、だれかの助けを受けなければならない状態が続いていたら、生きることも
苦痛だったでしょう。生きていることに意味を見いだせなかったのではないでし
ょうか。彼のセルフイメージは非常に低くなっていたにちがいありません。自分
の存在に価値を見いだせなかったにちがいありません。したがって彼は体だけで
なく、心も病んでいたのです。だから、友達を得ることができませんでした。彼
はひとりぼっちでした。社会的に孤立していました。さらに、霊的にも神に対し
て恐れをいだいていました。なぜなら、自分の病気が自分の罪に対する天罰とみ
なし、神からも見捨てられている、と思いながら過ごしていたからです。こうい
うわけで、彼の悲惨さは察するにあまりある状態であった。
こんな時に、キリストがそばに近づいてこられたのです。最も悲惨な状態にあ
る時、キリストだけは、彼をお見捨てになりませんでした。人間の危機は、神の
働く機会です。彼のように悲惨な状態の者もいやされました。もう人の助けなし
に歩くことができます。もうひとりぼっちではありません。自分のことを心にか
けてくださるキリストを知ったからです。自分の不節制が招いた病気であったに
もかかわらず、キリストはいやしてくださいました。彼は体のいやしを通して、
自分の罪がゆるされたことをしったのです。こうして、キリストは、この不具者
の霊と心と体をいやされました。彼でさえいやされたのですから、すべての人に
希望があります。キリストは、あなたをもいやすことがおできになる偉大な医者
です。
(by 明智信作)