Mさんへ
いつもメールマガジンを読んでくださってありがとうございます。アメリカでい
ろいろなクリスチャンに出会って、クリスチャン恐怖症になっておられることを、
大変申し訳なく思います。
クリスチャンには「ほんクリ」と「でもクリ」がいる、ということをある先輩牧
師から聞いたことがあります。「ほんクリ」とは「本物のクリスチャン」、「で
もクリ」とは「あれでもクリスチャンか」というたぐいのクリスチャンのことで
す。キリストも麦と毒麦のたとえで、同じ事を教えていますので、これは事実で
す。
あなたも、アメリカで本物と偽者に出会われたのだと思います。あなたが本当に
素敵だと思った方こそ、キリストとの生きた交わりを通して、自分の罪深さを悟
り、そんな自分がキリストの十字架の犠牲によって罪をゆるされたことを知って、
心から感謝し、自分のために命まで捨ててくださったキリストを愛し、キリスト
に心からお従いしていきたいと思っている人たちです。
このような人たちは、自分の罪深さを自覚していますので、自分が良い人だと言
ったり、ほかの人を見下したりすることは決してありません。ただ、人間は生来
自己中心ですし、傲慢になりやすいですから、「ほんクリ」が「でもクリ」にな
ることもありえるのです。
ですから、だれが本物で、だれがにせものであるか、ということを評価すること
自体が、「さばくな」といわれたキリストの教えにそむくことになります。自分
が、キリストを見上げ、神の前に、へりくだり、自己反省をしながら、悔い改め
と献身を重ねていかなければならないのではないでしょうか。
Mさんが、「でもクリ」と出会ったために、聖書それ自体から、遠ざかってしま
われないように、切に願うものです。救いの問題についても、愛の神は、人の心
のすべてをご存知ですから、ただ名前ばかりクリスチャンだから、というので救
ったり、クリスチャンでないから滅ぼす、というようなことはなさいません。し
かし、さばきは神の領域ですから、神におゆだねいたしましょう。
これからも、真理を求めつづけてくださいね。神の祝福と導きを心よりお祈りい
たします。
(by 明智信作)