「再臨の希望」その1
お元気ですか? 明智信作です。私は、セブンスデー・アドベンチスト教会の
牧師をさせていただいておりますが、このアドベンチストということばは、キリ
ストの再臨を待ち望む者、という意味があります。
再臨という言葉を初めてお聞きになる方もおられると思います。これは、聖書
の中で最も多く語られている約束です。ある計算によれば、そのことが新約聖書
の中で20回に1回は必ず言われているのであります。
その一つとして、キリストが、弟子達と過ごした最後の晩にお語りになった新約
聖書ヨハネ14章の言葉をご紹介します。
「あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。
わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそ
う言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。
そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしの
ところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである。」
これは、キリストが、十字架にかかる前の晩に語られたことばです。キリスト
は、死をはっきりと意識していました。死ぬ前に、人はでたらめを言えるでしょ
うか。死の前の言葉には重みがあります。その人の真実が現れるのではないでしょ
うか。
キリストが、死を目前にしながら、これから直面する弟子達の試練と悲しみ、
苦しみを察して励ましと慰めを与えようとされたのです。そこに偽りの入る余地
は全くありません。キリストは、このことばの中で、「またきて、あなたがたを
わたしのところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである」
と語られました。
再臨の約束をされた主キリストは、人間の罪の故に妨げられていた、交わり、
顔と顔とをあわせて交わること、いつまでも別れることなく、私たちと共にいる
ことを切に望んでおられます。また来る、とのみことばは、キリストのご意志を
表しています。キリストの言葉は真実です。再臨こそ、聖書の最大の約束であり、
私たちの希望です。
(by 明智信作)