お元気ですか? 明智信作です。大伝道者パウロが、新約聖書のローマ人への
手紙8:28で、
「神は、神を愛する者達、すなはち、ご計画に従って召された者たちと共に働い
て、万事を益となるようにしてくださることを、私たちは知っている」
と書いています。彼は、自分の人生を振り返って、神が、自分を愛し、自分のた
めに、ご計画を持っておられ、万事、例外なく、全てのことが祝福となるように
して下さる、ということを知っていたのです。
ある時、パウロはシラスと一緒にピリピという町で伝道し、その為に、捕まっ
て牢獄に入れられてしまったことがありました。二人は、裸にされ、むちで打た
れました。それから一番奥の牢屋に入れられ、足かせをしっかりとかけられまし
た。
しかし、パウロとシラスは、神のために働いてどうしてこんな目に遭わなけれ
ばならないのか、とつぶやいたりしませんでした。それどころか、彼らは、牢獄
の中で、
「神に祈り、賛美を歌い続けた」
と聖書に記録されています。
「その祈りと歌を、他の囚人たちが耳をすまして聞きいっていた」とあります。
二人はこのような時にも、彼らは、神を賛美し、神をあがめたのです。
その時、突然、大地震が起こって、牢獄の土台が揺れ動き、扉が全部開いて、
囚人達の鎖が解けてしまいました。番をしていた役人は、目を覚まし、牢獄の戸
が開いてしまっているのを見て、囚人たちが逃げ出したと思い、自殺しかけます。
しかし、パウロはすぐに「自害してはいけない。我々は皆一人残らず、ここに
いる」と諭します。その後、神の言葉を聞いた役人は、家族共々キリストを信じ
てバプテスマを受けました。二人が投獄されることさえ、牢獄の役人とその家族
を救う神のご計画の一部であったのです。
神が自分たちには予想もつかない状況さえ用いて、万事を益となるように導い
ておられると信じる信仰を持つとき、全てのことを神に感謝することが出来ます。
(by 明智信作)