お元気ですか? 明智信作です。
新約聖書マタイによる福音書11章28節、29節で、キリストは
「すべて重荷を負うて苦労している者はわたしのもとに来なさい。あなたがたを 休ませてあげよう」
と招いておられます。あなたが何かの重荷を背負って苦しんでいるなら、キリス トのもとに来なさい、と招かれているのです。
その重荷は多くの場合、自分に与えられた責任を、自分の力だけで果たそうと することから生じます。
自分の能力を超えていることを自分でやろうとする時、押しつぶされてしまい ます。キリストを信じ、キリストに祈る時、心は軽くなります。キリストはまた 私たちに知恵と力を与えてくださいます。
私が千葉県にある三育学院カレッジの神学生だった時、将来牧師をめざす学生 たちのサークルの会長に選ばれたことがあります。ちょうど同じ時期に、牧師室 の労働に携わり、「小羊クラブ」という名の子供伝道活動をまとめる責任が与え られました。
子供伝道の経験に乏しい私には重荷でした。自分のために勉強する時間が削ら れていくことが耐えがたく感じました。一番の重荷は、自分の能力を超えた責任 が負わされたことでした。私は重荷にあえぎながら、キリストに助けを求めて、 祈り続けました。その時、聖書の中のコリント第2の手紙5章14節、15節が 私の心を捕らえたのです。
「一人の人がすべての人のために死んだ以上、すべての人が死んだのは、生きて いる者がもはや自分のためにではなく、自分のために死んでよみがえった方のた めに、生きるためである。」
このみ言葉に触れた時、私はだれのためにここに来たのか、だれのために勉強 しているのか、キリストのためではなかったか、私はキリストのもの、時間も能 力もキリストのものだった、もしそうなら、キリストがせよと仰せになることを させていただくことが私のつとめだ。それに気付いた時、重荷が肩からころがり 落ちました。
私は、祈った末、自分にできないことは、できる人にお願いして、小羊クラブ
の責任を無事に果たし終えました。
(by 明智信作)