「なくてならぬ一つのもの:その2」

お元気ですか? 明智信作です。

 私達の毎日の生活には、どうしてもしなければならないことがあります。しか し、どの仕事も全く同じ比重ではないはずです。絶対しなければならないことと、 そうでないものとがあるはずです。一日の時間には限りがあります。その中で「 なくてならぬものは多くはない」とイエスは言っておられます。

 限られた時間で、本当にしなくてならないことを第一にする、ということがど んなに大切か、ということを考えていただきたいと思います。それは優先順位の 問題です。それも、自分の判断でくだす優先順位ではなく、神が私達に求めてお られる優先順位を考えていただきたいのです。

 私達をお造りになった神は、私達を愛し、私達の幸福のために、何が最善であ るか、をご存知だからです。聖書は、すべてのものをお造りになったのは、キリ ストである、と教えています。ですから、このキリストが何よりも、大切にする ように教えて下さっていることに耳を傾けていただきたいのです。

 キリストは「無くてならぬものは多くはない。いや、一つだけである。マリヤ はその良い方を選んだのだ。そしてそれは、彼女から取り去ってはならないもの である。」と言われました。マリヤのしたことは、何でしょうか。

 マリヤは「主の足元にすわって、御言に聞き入ってい」ました。主の足元に「 すわって」であります。忙しくなる、とつい立ったり、歩いたり、テレビを見た り、ラジオを聞いたり、何かをしながら、仕事や用事をしてしまいます。

 しかし、主との交わりは、そうはいきません。他のすべての働きをやめて、心 を集中しなければなりません。「ながら」では、本当の交わりはできないのです。 そのためには、何はさておいても、主との交わりのための時間を作らなければな りません。これこそ、私達が第一にすべきことだとイエスは言われます。

 生活の中に、精神を集中して、聖書のみことばに耳を傾け、自分の心の状態を 反省し、神と祈る静かな時間をつくること、を心よりお勧めします。
                             (by 明智信作)