お元気ですか? 明智信作です。
旧約聖書イザヤ50:10に、次のようなみことばがあります。
「あなたがたのうち主を恐れ、そのしもべの声に聞き従い、 暗い中を歩いて光
を得なくても、なお主の名を頼み、おのれの神に頼る者はだれか。」
たとえ神を信じていても、人生にはいろいろな試練がやってくることがありま
す。ときには、神を信じるようになって、苦しみが増したと思うことがあるかも
しれません。なぜこのようなことが起こるのかわからないことがあります。将来
に希望をもてないと感じることがあるかもしれません。みことばにあるように、
「暗い中を歩いても光を得な」い状況です。解決のきざしがみられない、病気が
いつまでも治りそうにない、普通なら、自分の置かれた状況に絶望し、将来を悲
観して、みずから命を絶ってしまうような状況に直面することもあるのです。現
実に多くの人が自ら命を絶っています。
私達の造り主は、わたしたち信じる者の人生にもこのようなことが起こること
をよくご存知でありました。だから、わたしたちに「暗い中を歩いて光を得なく
ても、なお主の名を頼み、おのれの神に頼る者はだれか」と語りかけておられる
のです。
主を信じ、主を愛し、主に従って歩む者にも、このような苦しみが伴うことが
あるということ、そしてそのような試みの中にある者を、主は特別に心を留めて
おられる、ということです。主は、暗い、苦しい試練の中にあって、いっこうに
事態が良くならないように見える、そんな状況の中で、それでもご自身に信頼し
て、従い続けるかどうか、を特別な関心をもってご覧になっている、ということ
をまず第一に覚えたいと思います。
このことは、主を信じる者にも悩みがある、という人間の現実と、そのような
状況に置かれた人を愛し、その人に特別な関心を払っておられる神の現実がある、
ということを、私達に教えてくれます。
神を信じるということは、自分が直面している現実だけでなく、自分を造り、
生かし、愛してくださる神がその直中で働き、守っておられる、支えておられる、
そして万事を益となるように導いておられる、という神の摂理の現実に目を向け
ることでもあります。
(by 明智信作)