「神を忘れるな」

 お元気ですか? 明智信作です。旧約聖書詩編50篇には、

「神を忘れる者よ、このことを思え。さもないとわたしはあなたをかき裂く。そ のときだれも助ける者はないであろう。感謝のいけにえをささげる者はわたしを あがめる」

とあります。神を忘れる事が、どのような災いをもたらし、人間の不幸につなが るか、を神はよくご存知なので、このような強いことばで表現しておられるので あります。これも、私たちを愛し、私たちの幸せを思えばこそであります。

 今日の、痛ましい犯罪の増加、悲劇の続発は、日本人が、命の神を知らず、自 分の命の尊さも、人の命の尊さも見失っているからではないでしょうか。

 もし、朝ごとに目を覚まして、「今日も、新しい命をありがとうございます」 と感謝を表して、一日を始めるなら、随分心が豊かになるのではないでしょうか。 神をいつも覚えるならば、感謝がわきあがるのであります。

 聖書の神は、十戒の第4条で、「安息日を覚えて、これを聖とせよ」と命じて おられます。安息日は、誰が私たちの神か、を思い起こすように、また、誰のお かげで救われたのか、を思い出すように、と神が私たちのために設けて下さった、 記念の日であります。

 創造の記念日であり、また、救いの記念日であります。毎日毎日、この一瞬一 瞬が、神のおかげで生かされていることを思い出す日、また、キリストの十字架 の血のおかげで、罪から救われ、永遠の命と変わらない平安を与えられたことを、 思い出す日として、神は、週の第7日目を安息日として設けて下さいました。

 第7日は、今日の土曜日に当たります。安息日を覚えて、教会に集うたびに、 自分が神のおかげで生かされ、救われたことを思い出すのであります。

 また、この私をかけがえのない存在として造り、生かし、愛して下さって、命 まで捨てて下さったキリストを思い起こすように招かれているのであります。私 たちの永遠の幸福にとって、命の神、救いの神を覚える事は、何よりも大切な事 であります。私たちは、この神を決して忘れてはならないのです。
(by 明智信作)