慢性疲労
慢性疲労は、疲労の症状が六ヶ月以上続く場合をいいますが、園症状はさまざ
まです。頭痛、口腔内や目の痛み、筋肉痛、関節痛、動悸、息切れ、立ちくらみ、
発疹、不眠、思考力や集中力の低下などを訴える人が多く見られます。
疲労の原因には、肉体疲労などの身体的なストレスと、人間関係や感情による
心理的ストレスがあります。また、糖尿病、高血圧、肝臓疾患、アレルギー、消
化器系疾患、高脂血症、肩こり、腰痛、腫瘍などは疲労をもたらす病気で、休養
をとってもなお疲労感が残る場合はこれらの病気を疑ってみる必要があります。
病気や過度の肉体労働などの身体的ストレスが原因となれば、それなりの適切
な措置や治療を行うことによって疲労は軽減されましょうが、心理的ストレスが
原因の場合は、個人の性格にかかわっていることが多いため、改善も難しいのが
現実です。
心理的ストレスを抱えやすいタイプは、几帳面で仕事を正確に行わないと気が
すまない、我慢強い、問題を一人で抱えこむなどの傾向があります。思いあたる
人は、おおらかな気持ちが持てるような工夫がほしいものです。
参考文献(小田敏次 日赤医療センター・名誉院長 朝日新聞掲載 健康歳時記)