「20世紀をふりかえって」

 お元気ですか? 明智信作です。

 今日は、西暦2000年12月31日、つまり、20世紀最後の日という事に なります。この20世紀はどんな時代だったでしょうか。

 わたしは、聖書の中に記されているみことばが、一番的確に、20世紀の時代 を表現しているように思えます。新約聖書テモテへの第2の手紙3章に、

「終わりの時には、苦難の時代が来る。その時、人々は自分を愛する者、金を愛 する者、・・・親に逆らう者、恩を知らぬ者、・・・無情な者、融和しない者、 ・・・無節制な者、粗暴な者、善を好まない者、裏切り者、乱暴者、・・・神よ りも快楽を愛する者、信心深い様子をしながらその実を捨てる者となるであろ う。」

とあります。

 この20世紀は、人類歴史の中でも、一番苦難の多い時代ではなかったでしょ うか。そして、その根本原因として、聖書は人間の自己中心さが一層深刻になる からだ、と教えています。国と国のエゴがぶつかって戦争になり、多くの人の命 が失われました。

 個人のレベルでも、この自己中心と、金を愛する精神から、保険金目当ての殺 人事件が、どれほど多く起こった事でしょう。母親が、自分の子どもを殺害しよ うとした事件などは、耳を疑うような、恐ろしい事件です。親に逆らう者が急増 してきました。親を敬う精神は急速に失われて来ました。隣人に対する関心が乏 しくなり、「となりは何をする人ぞ」という無関心が普通になってきました。

 一方では、神への恐れが失われ、セックスやテレビ・映画、スポーツに熱中し、 他方では、狂信的な新興宗教が次々と起こり、信心深い様子をしながら、人々を 欺き、巨額の金をだまし取る者も現れました。

 聖書の言葉は、今から1900年以上も前に書かれているのに、こんなにも正 確に、今の時代を預言しているのは驚きです。しかし、さらに大切なことは、こ のような時代のあとに、キリストが再び来られると預言しているのです。これこ そ、人類歴史のクライマックス、キリストを信じる者にとっては希望の日、であ ります。

(by 明智信作)