第9課 回答

問1.預言では、馬は何を象徴していますか。

答:a、ゼカリヤ書1:8(旧1310)「その後に(赤)馬、(栗毛)の馬、
    (白)馬がいた。」
答:b、ゼカリヤ書1:10「(これら)は(地)を(見回らせる)ために、
    (主)が(つかわされた)者です。」
注:黙示録6章の馬は、色、活動、風刺、象徴によって、神の民が通過する時代
  を表わしています。それは使徒時代から始まり、それぞれ特徴のある4つの
  重要な時代です。


問2.だれが封印をとくと預言の舞台にこれらの馬が登場しますか。黙示録    6:1(新392)。

答:「小羊がその七つの封印の(一つ)を解いた時、」
注:小羊は、イエス.キリストを指します。キリストだけが秘密を明らかにでき
  ます。


七つの封印

問3.第−の封印で白い馬の騎手の活動かどのように描写されていますか。黙示
   録。6:2(新392)。

答:「(勝利)の上になおも(勝利)を得ようとして出かけた」
注:一世紀の教会に何とふさわしい象徴でしょうか。神の教会は非常に成功しま
  した。パウロは死ぬ前に、福音は全世界に宣べ伝えられたと言いました(コ
  ロサイ1:5、6、23)。
  白は教会の純潔の象徴です(詩篇51:7、イザヤ1:18)。
  冠は勝利をあらわしています(ヤコブ1:12、テモテ第二4:7、8、コ
  リント第一9:25)。
  弓は悪に対する戦いに成功したことをあらわしています(詩篇7:11、1
  2;45:4、5)。
  白い馬の時代は、エペソの教会の時代と同じで、1世紀です。


問4.第二の封印の赤い馬の騎手は何をしましたか。黙示録6:4(新392)

答:「人々が(互に)(殺し合う)ようになるために、(地上)から(平和)を
   奪い取ることを許され…た」。
注:赤は、2世紀と3世紀、それに4世紀の始めに起ったローマによる神の民の
  迫害と流血をあらわすにふさわしい色です(エゼキエル32:6、11、エ
  レミヤ46:10、ナホム2:3)。この迫害によって神の民の平和は破壊
  されました。剣は戦争と流血につきものです(イザヤ3:25、歴代志上2
  2:8参照)。また剣は迫害と関係があります(使徒行伝12:1、2)。
  赤い馬の時代は、スミルナの教会の時代と同じです。


問5.第三の封印が解かれると、黒い馬が出て来ます。黒は何を象徴しています
   か。

答:a、使徒行伝26:18(新227)。「彼らを(やみ〕から(光)へ、悪
    魔の支配から(神)のみもとへ帰らせ。」
答:b、ヨハネ12:35(新161)。「(光)がある間に(歩いて)、(や
    み)に追つかれないようにしなさい」
注:聖書の中では繰り返し、やみあるいは黒は、道徳的暗黒、罪、背教、誤まち
  を象徴し、福音の光とは正反対のものとされています。この象徴は、4世紀、
  5世紀と6世紀の前半の教会(ペルガモの教会の時代)を表わすのにふさわ
  しいものです。この時代にキリスト教は国家の宗教になりました。幾百万と
  いう悔い改めていないクリスチャンが教会に群がりました。俗化と妥協によ
  って異教の誤りが、事実上福音を押しのけてしまいました。

  黒は死をあらわしています。それは肉体の死と霊的死の両方をあらわしてい
  ます。


問6.黒い馬の騎手は手に何を持っていましたか。黙示録6:5、6(新392)。

答:「それに乗っている者は、(はかり)を手に持っていました。」
注:6節の描写は、ひどい飢饉の時、食べ物を計っている姿をあらわしています。
  1日の賃金である1デナリでやっと1日分の食料品が買える状態で、どうし
  て家族を養うことができるでしょうか。食べること以外の生活の必要はどう
  なるのでしょうか。この飢饉はまたみことばの飢饉をあらわしています(ア
  スモ8:11、12)。聖書が手に入らなくなり、教会でみことばが説教さ
  れなくなります。その結果、神のみことばを聞くことのきぴしい飢饉になり
  ます。油は聖霊をあらわします(ゼカリヤ4:2〜6)。またぶどう洒は飢
  饉の間、この二つの貴重な贈り物を見失ってはなりません。


イエスのための殉教者

問7.第四の封印の青白い馬の騎手の名は何といいますか。この馬に何が従って
   いますか。黙示録6:8(新392)。

答:「それに乗っている者の名は「死」と言い、それに(黄泉)が従っていた」
注:「死」が乗っている青白い馬と、それに続いているよみ(ギリシヤ語では死
  者の国または地獄)とは、神の民が剣や、飢えや、野獣やその他の残忍な方
  法で幾百万と殺された恐るべき迫害を完全に現わしています。これはテアテ
  ラの教会と同じ時代で、6世紀から15世紀のいわゆる暗黒時代で、イエス
  はこの時代を、かつてなく今後もないような大きな患難の時であるといわれ
  ました(マタイ24:21)。更に悲劇的なことは、教会自身が背教し、教
  会と違う者を迫害し、殺害したことです。聖書の他の所にも、恐ろしい患難
  の時について書いてあります(ダニエル7:21、25;12:7、黙示録
  13:5;12:6、14;7:6)。この地上から神の真の民が全部消え
  去ってしまうかと思われるほどのはげしさでした。イエスはこれらの殉教者
  が新しいみ国で主の一番近くにいられるよう計画しておられます(黙示録7
  :13〜17)。


問8.第五の封印が解かれたとき、ヨハネは祭壇の下に何を見ましたか。彼らは
   何と言っていましたか。

答:a、黙示録6:9(新392)「(神)の(言)のゆえに、‥(殺された)
    人々の霊魂」
答:b、6:10「主よ、いっまであなたは‥わたしたちの(血)の(報復)を
    なさらないのですか」
注:モーセの燔祭の壇が象徴として使われています。儀牲者が献げられ、祭壇の
  基礎に血が注がれます(レビ記4:7)。兄弟に殺されたアベルの血が叫ん
  だように、第五の封印で、殉教した聖徒の血が象徴的に神に向って叫びます
  (創世記4:10)。この「霊魂」ということばは「いのち」を表わしてい
  ます(申命記12:23)。そこでこの霊魂は、殺された人の血、またはい
  のちをあらわしています。メソジスト教会の有名な注解者であるアダム・ク
  ラーク博士は「この祭壇は天ではなく地上にありました」(黙示録明解69
  ページ)と言っています。また、有名な長老教会の注解者のアルパート・バー
  ンズは、「これが文字通りに起きた事件であると考えるべきではありません。
  全体が象徴的にのべられているからです。またわたしたちは傷つけられ、虐
  待された人が、実際に彼らを虐待した人への仕返を祈ったと考えるべきでも
  ありません」(新約聖書の注解第9巻〔黙示録)171ページ)と言ってい
  ます。


問9.殉教者たちは報いを受けるまて、どの位休んでいましたか。黙示録6:1
   1(新392)。

答:「もう(しばらく)の間、(休んで)いるように」
注:白い衣は殉教者の勝利をあらわしています(黙示録19:8;3:5)
  彼らはすでに勝利していましたが、しばらくの間、イエスが聖徒のために報
  いを携えて来て、すべての聖徒に同時に報いをくださる時まで、墓の中で休
  まねばなりませんでした(黙示録22:12、へブル11:39、40)。

   フーラー神学院の新約神学者の教授であった。故ジョージ、エルドン、ラッ
  ド教授は彼の黙示録注解書の中で次のようにのべています。「ヨハネが祭壇
  の下にいる殉教者の霊魂を見たという事と、死後の状態、中間的状態などの
  教えとは何の関係もありません。これはただ、彼らが神のみ名の故に殉教し
  たという悲しい事実を絵によって描写する一つの方法に過ぎません」。

   このあとの講座で死んでいる愛する者について学びます。それは「死の鍵」
  と題がついています。第5の封印は第5の教会、つまりサルデスの教会と同
  じ時代を取り扱っていて、16世紀から18世紀の中頃までの時代です。第
  4の封印の時代の恐ろしい迫害は第5の封印の時代にも続いています。イエ
  スはこの迫害と患難の時が短縮されると言われました。そして実際にこの迫
  害は、フス、ヒェロニムス、ノックス、ティンダル、ルターその他の偉大な
  宗教改革者たちの力強い説教によって短くなりました。


天におけるしるし

問10.第8の封印か解かれると、どんな衝撃的な事件が起きましたか黙示録
  8:12、13(新392)。

答:a、「(大地震)が起って」
答:b、「(太陽)は…‥(黒く)なり」
答:C、「(月)は全面、(血)のようになり」
答:d、「天の(星)は、……地に(落ちた)」
注:これらのしるしに関する歴史的資料については、付録2をみてください。


問11.第6の封印のもとでの次の重大な事件はイエスの再臨です。黙示録6:
  14〜17の描写を読んでください。なぜ救われなかった人は山と岩にむかっ
  て、「自分の上に落ちて来い」と言うのでしょうか。

答:「(御怒り)の大いなる(日)が、すでに(きた)のだ。だれが、その前に
   (立つ)ことが(できようか)。
注:黙示録6章の第6の封印の、13節と14節との間にわたしたちが生きてい
  るという事実を知って厳粛な気持になります。最後のしるしである落星から、
  150年が経ちました。次のしるしは間もなく表われようとしています。

 「そのとき、人の子のしるしが天に現れるであろう。またそのとき、地のすべ
  ての民族は嘆き、そして力と大いなる栄光とをもって、人の子が天の雲に乗っ
  て来るのを、人々は見るであろう」(マタイ24:30)。

   第6の封印の時代は、第6の教会の時代と第7の教会の時代と両方を含ん
  でいることにご注目ください。それはヒラデルヒア教会とラオデキヤ教会の
  時代で、18世紀の中頃からイエスの再臨までの時代です。


神の印

問12.イエスの再臨の時、救われていない者は、恐怖とおぴえのうちに「だれ
  が、その前に立つことかできようか」と叫びます。

   この質問は大変厳粛な質問です。「誰が準備ができているでしょうか」。
  イエスはここで預言を中断して、第7の封印を解く前に、黙示録7章全部を
  使って、だれが準備ができているかということをお語りになります。

   黙示録7:2、3によれば準備ができている人というのは、東から来た天
  使から、まず何かを受けなければなりません。彼らは何を受けなければなら
  ないのでしょうか。

答:「わたしたちの(神)の(僕ら)の(額)に、わたしたちが(印をおして)
   しまうまでは、地…をそこなってはならない。」
注:イエスの再臨の時準備ができているために、まず神の印、または神のしるし
  を額に受けねばなりません。このしるしは一体どんなものかど存じですか。
  次の教課で、この絶対に必要なしるしはどんなものかを説明します。

   神はイエスの再臨について、その直前にどんなことがあるかを恵み深く示
  しておられます。これらのしるしを書いている付録3を祈りのうちにごらん
  ください。


問13.イエスの再臨の前に福音がすペての人に伝えられねばなりません(マタ
  イ24:14)。すべての人か福音を聞いたら何が起きますか。黙示録14
  :15(新400)。

答:「かまを入れて(刈)り取りなさい。‥刈り取るべき時がきた。」
注:福音は風の日に大草原に火が広がるように、全世界に広がります。


問14.わたしたちにはイエスの再臨の日や時刻はわかりません(マタイ24:
  38)。しかし、しるしを見ることによって何がわかるでしょうか。マタイ
  24:33(新400)。

答:「人の子が(戸口)まで(近づいて)いると(知りなさい。)」


天の静けさ

問15.第7の封印か解かれると、どんなことが起きますか。黙示録8:1(新
    394)。

答:「小羊が第七の封印を解いた時(半時間)(ばかり)(天)に(静けさ)が
   あった」。
注:この静けさはイエスの再臨の時起きます。すべての天使はイエスに従ってつ
  いて来ます(マタイ25:31)。預言の一日は一年であるという法則によ
  れば、半時間は約7日半になります。イエスが天を出てから、贖われた聖徒
  と共に天に帰られるまで7日半かかるのでしょう。


問16.わたしたちはイエスの再臨のしるしを学んだあと、どんな応答をすべき
  でしょうか。ルカ21:28(新127)。

答:「これらの事が起りはじめたら、(身を起し)(頭)を(もたげ)なさい。
   あなたがたの(救)が(近づいている)のだから」。
注:わたしたちが、一番心が躍るのは、主の再臨について考える時です。


問17.もしわたしたちが望めば、主が喜んでくださることは何でしょうか。
   ユダ24、(新385)。

答:「あなたがたを守って(つまずかない)者とし、また、その栄光のまえに(傷
   なき者)として、(喜び)のうちに立たせて下さる方」。
注:もしわたしたちが、キリストが導かれる通りに、従うならば、天にわたした
  ちの場所を主が保証してくださいます。


問18.イエスは地から天へのすばらしい宇宙旅行にあなたを連れて行きたいと
  望んでおられます。今、主が導かれるままに従って行くことを決心して、主
  の旅行者名簿にあなたの名前を載せていただきたいと思いますか。

答:(はい、思います)(そうしたいと思います)(わかりません)(いいえ)
注:この教課を学んだ後、もう一度、付録1の7つの封印を勉強してください。
  非常に助けになります。