歯を守る(その1)

 歯の治療と言えば、詰めたり、かぶせたり、入れ歯をいれるなど、かむための 修理が主で、その歯の使い方にあたる、あごの動かし方まで治療する、という視 点が欠けていました。

 あごの動かし方が正しいかどうかを判断し、もし偏りがあれば、リハビリをし、 修正しなければなりません。

 例えば、右側の歯ばかりでかむ癖のある人は、必然的に使用頻度の高くなる右 の歯が壊れやすくなり、左右の歯の寿命に差が出るばかりでなく、首や肩のこり、 腰痛、頭痛などさまざまな症状の原因にもなってしまうのです。

 それらを予防するためにも自分のかみ癖を知り、悪い癖があれば直す必要があ ります。その具体的な方法は次回に紹介いたします。

参考文献;らくらく健康術 林 晋哉 歯科医師(毎日新聞 2000年4月 27日掲載)