第14課 回答
問1.モーセの時代に、神はご自分の民をエジプトから解放なさいました。そし
て砂漠に導き、そこで視聴覚教材を用いて救いの計画を説明なさいました。
その視聴覚教材で−番たいせつなものは何と呼ばれましたか。
出エジプト25:8(旧110)。
答:「彼らにわたしのために(聖所)を(造)らせなさい」
注:聖所は、神がその民に礼拝と犠牲の献げ物を通してお会いになる場所であり、
持ち運びのできる幕屋でした。
問2.モーセはこの聖所をどのように建てたらよいかをどこから知りましたか。
出エジプト25:40(旧111)。
答:「そして、あなたが山で(示)された型に従い、注意してこれを造らなけれ
ばならない。」。
問3.型を作る時、神が用いられたもとの聖所はどこにありますか。
ヘブル9:23(新352)。
答:「(天)にあるものの(ひな型)は‥・」
注:聖所の原型は天にあります。
問4.聖所を理解することは、なぜ重要ですか。詩篇77:13(旧815)。
答:「神よ、あなたの(道)は(聖)である」
注:欽定訳では「あなたの道は聖所の内にある」となっています。神の道、つま
り神の救いの計画は聖所の内にあらわされています。
◎ 地上の聖所の図を書いて、その奉仕を考えて下さい。(付録1を参照)
問5.イエスが亡くなられた時、地上の聖所あるいは神殿ではどんなことが起き
ましたか。マルコ15:38(新80)。
答:「そのとき、(神殿)の(幕)が上から下まで(真二つに)裂けた」
注:神殿の幕(それは手のひら程の厚みがありました)が見えない手によって上
から下まで引さ裂かれ、至聖所の中がまる見えになってしまいました。至聖
所の中は大祭司だけが、一年に一回だけ贖罪の日に見ることができましたが、
あとはだれも見ることができませんでした。イエスの死によって地上の聖所
の奉仕は終ったのです。イエスが犠牲制度が指し示していた過越の羊になら
れました(コリント第一5:7、黙示録5:6〜14)。犠牲制度の律法は
イエスの死の時まで有効でした(ガラテヤ3:16、19)。その瞬間から、
天の聖所が神の民のための奉仕を開始し、地上の聖所とその奉仕は神によっ
て無効にされました(ヘブル8:1〜5、9:24)。
大祭司イエス
問6.イエスが昇天の後、天の聖所で大祭司としての働きを始められたとき、
聖所のどの部分でお働きになりましたか。黙示録1:13(新386)。
答:「それらの(燭台)の間に、‥‥‥人の(子)ような者がいた」
注:イエスはわたしたちの祭司としての働きを、七つの濁台がある聖所で始めら
れました。
第2課では、ダニエル9章の大預言を学びました。
下の図を見て思い出してみましょう。
457BC 27AD 31AD 34AD
| | | |
|<−預言の69週、483年−−>| + |
| | | |
| |<−−1週、7年 −−>|
|<−−−預言の70週、490年−−−−−−−−−−−−−>|
いくつかの点を復習しましょう。
a、BC457年、アルタシヤス王がエルサレムを建てなおせと勅令を出した時
から、西暦34年までの490年間を神は、その選民ユダヤ人に対する、猶
予の期間となさいました。
b、メシヤがあらわれたのは、勅令から483年後となっていましたが、預言の
通り正確に成就しました。イエスは西暦27年の秋に聖霊の油そそぎを受け、
メシヤとなられました。メシヤとは「油そそがれたもの」という意味です
(ルカ3:1、21、22)。イエスが「時は満ちた」といって説教を始め
られた時、預言が成就したことを、知っておられました(マルコ1:14、
15)。
c、イエスの十字架は、彼の油そそぎの時から3年半後、西暦31年の過趨節の
時でした。
d、アルタシヤスタ王の命令の時から、西暦27年にメシヤが現われるときまで、
483年経っていました。西暦27年から預言の一週間、つまり7年間が、
ユダヤ人のための70週すなわち490年の一部として残っていました。そ
の週の真ん中でイエスは「断たれ」ました、つまり31年の春、主は十字架
につけられました(ダニエル9:27)。十字架は預言の予定表の上で正し
い時に来ました。それは27年の秋から3年後でした。それは週の半ばつま
り7年間の真ん中でしたので、まだ3年半が残っており、34年の秋にその
7年間が終りました。
異邦人に対するキリストの福音
問7.イエスが弟子たちを伝道のために派遣されたとき、a.行くなといわれた
のはどこですか。b.行けといわれたのはどこですか。
答:a、マタイ10:5(新14)「(異邦人)の道に(行くな)」
答:b、マタイ10:6「(イスラエル)の家の失われた(羊)のところに行け」
注:イエスは弟子たちに異邦人の町で働かないで、イスラエルの家にだけいけと
言われました。理由ははっきりしています。ユダヤ人に与えられた猶予の期
間は34年までで、まだ終っていないからです。彼らに優先権が与えられま
した。
問8.十字架から3年半後、ステパノが石で打ち殺され、教会に対する広範囲の
迫害が始まりました。それが西暦34年でした。神が選ばれた民に対する
猶予の期間が終ったことについて使徒たちは何といっていますか。
使徒行伝13:46(新204)。
答:「神の(言)は、まず(あなたがた)に語り(伝え)られなければならなかっ
た。しかし、あなたがたはそれを(退け)、自分自身を永遠の(命)に(ふ
さわしからぬ)者にしてしまったから、さあ、わたしたちはこれから(方向)
を(変えて)、(異邦人)たちの方に行くのだ」
問9.マタイ21:43でイエスは、ユダヤ人から神の国を取り上げて、他の国
の人に与えるとはっさりと警告しておられます。イエスはどの国のことを
いっておられるのですか。
答:a、ガラテヤ3:7(新295)「(信仰)による者こそ(アブラハム)の
子である」
答:b、ガラテヤ3:29「もし(キリスト)のものであるなら、あなたがたは
アブラハムの(子孫)であり、約束による(相続人)なのである」
注:マタイ21:43に書いてある御国にふさわしい民というのは、霊的イスラ
エルを指しています(ガラテヤ6:15、16)。世界中のあらゆる人種は
神の「聖なる国民」、イエスの僕になれます(ペテロ第一2:9)。古代の
イスラエルに与えられた約束は霊的な意味で、今彼らに適用されます。ルカ
21:24で、イエスは「そしてエルサレムは、異邦人の時期が満ちるまで、
彼らに踏みにじられているであろう」と言われました。異邦人の時期は主の
再臨の時まで続きます(マタイ24:14)。地上のエルサレムは神の選ば
れた都市として再び受け入れられることはありません。神の選ばれた都市は
新しいエルサレムです(黙示録3:12)。黙示録の預言は霊的イスラエル
の「国民」について特別な意味を持たせています。そのために、わたしたち
は黙示録の講座を開いているのです。
問10.ユダセ人に与えられた7年間のうち、イエスはその半分の3年半しか地
上で生活されなかったのに、ダニエル9:27で約束された7年間または1
週間の約束をどめように果されたのでしょうか。ヘブル2:3(新344)。
答:「この救は、(初め)主によって(語られた)ものであって、(聞いた)
(人々)からわたしたちに(あかしされ)」
注:弟子たちは後半の3年半の間あかししました。
はとんどすべての聖書学者は、ダニエル9章の預言は27年までの預言であ
るという点で意見が一致しています。しかし、預言をここで止めて、最後の
7年をキリスト再臨の直前に移します。このような解釈をする聖書の預言は
他にありません。このような解釈をする聖書的理由があると思いますか
(問11参照)。
七年苦難説
問11.ダニエル9:24〜27の最後の7年間を未来へ押しやる教えは聖書の
中にはありません。この教えはどこから来たのでしょうか。マルコ7:13
(新62)。
答:「こうしてあなたがたは、自分たちが受けついだ(言伝え)によって、神の
言を無にしている。」
注:ダニエル9章の預言の最後の7年をずっと未来へ押しやる教えは、人間から
出たものである事を歴史的資料から証明することもできます。1500年代
には宗教改革者たちは、ダニエル書と黙示録の預言は、教皇は反キリストで
あると告発していると教えていました。
このことは教皇を非常に困惑させました。それで、この預言の別の解釈を適
用することにより教皇は巻き返しをはかりました。代りの解釈の一つが、イ
エズス会の神学者フランシスコ・リベラが16世妃に発展させた未来主義で
す。19世紀の中頃、リベラの観念は更に発展をし、ダニエル書と黙示録解
釈の基礎的な方法になりました。(注1参照)
現代の未来主義は黙示録の最初の4章を除いて、黙示録の全体を世界歴史の
最後の数年間に適用します。それによると反キリストは、ひとりの悪い人で、
ユダヤ人に受け入れられ、エルサレムを建て、キリスト教を廃止し、キリス
トを否定し、教会を迫害し、世界を3年半統治するとなっています。多くの
人は未来主義の起源を学んで驚きます。未来主義者たちは預言の1日は1年
をあらわすという預言解釈の法則を無視しています(エゼキエル書4:6)。
彼らは、ダニエル書または黙示録の3年半/42ケ月/1,260日を字義
通り3年半と解釈し、それをずっと未来の時であると考えます。しかし神の
預言の法則では3年半/42ケ月/1,260日は、1,260年間をあら
わし、西暦538年から1798年の教皇による迫害の時期を指しています
(この事は後にもっと学びます)。
ダニエル9章の最後の7年間を未来に押しやることについては、聖書から正
しいと証明することはできません。その7年間は過去のものであり、西暦3
4年に終っているのです。興味あることに多くの未来主義の学者たちは、イ
エスの十字架の年を西暦31年にすることについては意見が一致するのです
が、その7年間に関する説を捨てることは拒否しているのです。
未来主義に取って悲劇的なことは、反キリストまたはその獣を未来へ移すこ
とにより、人々の目を、もしそれを受けるならば滅ぼされてしまうと言う印
からそらしてしまうことです。獣のしるしとは何であるか知らなければ、わ
たしはそれを受けてしまい、滅びの運命を背負うようになることでしょう。
第19課でこの獣の印について学びます。
注1.ジョージ・エルドン・ラッド著「祝福された教皇」37〜40ページ。
1956年発行。ウイリアム・B・エードマンズ出版社ミシガン州グランド・
ラピッヅ。
神は審判の日を定められておられる
問12.ダニ工ルはいつ天の聖所が清められるといっていますか。
ダニエル8:14(1236)。
答:「(2300)の夕と朝の(間)である。そして(聖所)は(清め)られて」
注:ダニエルはここで未来のこととして、2,300日の後に天の聖所が清めら
れると言っています(聖書の法則によれば、2,300年後になります)。
これが審判の日あるいは贖罪の日が始まるときです。
問13.ダニエル8章と9章に2.300年の預言があります。ダニエルがベル
シャに追放されていた時、神はこの預言をダニエルに与えられました。この
ベルシャは今のイランです。ユダヤ人に与えられた490年の預言はこの預
言の一部分です。この二つの預言は490年の預言も、2.300年の預言
も)同じ時期に始まっています。次の図は2.300年の預言の図解です。
預言によれば、いつ審判が始まるのでしょうか。
答:(1844年)
エルサレム イエス イエスが ユダヤの国が 天において
を建て直せ メシヤ 断たれる 神の器である 調査審判が
という命令 となる ことを拒杏す 始まる
457BC 27AD 31AD 34AD 1844AD
| | | | |
|<−483年−−>| 3年半 | 3年半 | |
| |<−− 7 年 −−>| |
| | |
| 490年 |<−1810年−−>|
|<−−ユダヤの国に与えられた期間−−−−>| |
|<−−−−−−−−−2,300(日),年−−−−−−−−−−−>|
注:天において100年以上も審判が続けられていることを知るとき、厳粛な思
いにさせられます。
問14.天で審判が始まった時、ヨハネは聖所のどの部屋にイエスがおられるの
を見ましたか。黙示録11:19(新397)。
答:「天にある神の(聖所)が開けて、聖所の(中)に(契約の箱が)見えた」
注:預言者はイエスのお姿を、聖所の中の契約の籍が納めてある場所、つまり第
2の部屋、至聖所で見ました。
神の民が審判を伝える
問15.最終時代の神の教会が今日、福音の一部として今世界に伝えなければな
らないのはどんな使命ですか。黙示録14:7(新400)。
答:「神をおそれ、(神)に(栄光)を(帰)せよ。神の(さばき)の(時)
がきたからである」
注:今日の神の教会は天の審判が、今始まっていることを人々に教えねばなりま
せん。それは1844年に始まり、それが終わるとき、恐ろしい罪の問題も
永遠になくなります。この事実のために、すべての人は神に栄光を帰さなけ
ればなりません。
問16.神の御座で、小羊イエスを讃美するためにどんなに多くの人か集ってく
るでしょうか。黙示録5:11(新391)。
答:11節「その数は万の(幾万倍)、(千)の(幾千倍)もあって」
イエスは十字架につけられました。しかしご自分のためにではありませんでした
問17.イエスの犠牲に関連して、ダニエル9:26(旧1238)にどんな感
動的なことばがありますか。
答:「メシヤは断たれるでしょう。ただし(自分)の(ため)ではありません。」
注:ほんとうに感動的なことばです。イエスが死なれたのは、自分のためにでは
ありませんでした。イエスはわたしたちを愛し、わたしたちの理解を越える
ほど深く愛されたので、わたしたちの罪のために死なれたのです。
問18.イエスが私たちに生命を献げられて、私たちに求めておられるのは、わ
たしたちが自分の父、友人として受け入れることです。また神の像に従って
わたしたちを再創造し、新しい神のみ国にふさわしいものにしていただくこ
とです。
何とすばらしい、わたしたちの主、救い主でしょうか。主は今あなたがイエ
スを受け入れることばを口にだすことを望んでおられます。そうすれば、主
はあなたの名前をいのちの書に書くことができます。あなたはどうなさいま
すか。
答:(喜んで主を受け入れます)(そうしたいと思います)(わかりません)