不眠症(その1)
夜眠れないで悩む人は意外に多いものである。不眠症の人は不眠を目の敵にし
ている。「眠れさえすれば、体の不調が治るのに「眠れさえすれば、誰にも負け
ない仕事や勉強が出来るのに」と言ってこぼす。
不眠症は大きく分けて二つのタイプがある。一つは神経症不眠で、もう一つは
うつ病性不眠である。神経症になると、みんながみんな不眠を訴えるとは限らな
い。しかし、神経症性不眠の人はしつこく諸悪の根源は不眠であると訴える。神
経症性不眠は、寝付きが悪い。しかしいったん眠るとお昼頃まで寝ている。
つまり睡眠は十分にとっているのである。寝付きが悪いため、お茶を飲んだり、
本を読んだり、しばしばトイレに立ったりするので、ますます眠れなくなる。
参考資料:大原健士郎 浜松医大名誉教授 やる気の健康学 中日新聞掲載