不眠症(その3)

 神経症性不眠は病気ではない、悪い癖がついているだけだ。「眠りは与えられ るだけとる」という気持ちで、五、六時間横になっていることである。睡眠薬や アルコールの使用は止めた方がよい。習慣性になる。

 うつ病性不眠は、寝付きは比較的良いが、一、二時間も眠ると、目がさえて七 転八倒する。

 うつ病が治れば不眠症も治るので、うつ病の治療が必要だ。悪夢に悩む人もい るが、神経症でもうつ病でも精神的に低調なときには、あまり楽しい夢は見ない ものである。夢の中の良いこと、悪いことは起こらないと同じことである。故森 田正篤先生は「夢は楽しむもの」と述べている。

参考資料:大原健士郎 浜松医大名誉教授 やる気の健康学 中日新聞掲載