弱さの強さ
『ファイナルウィーク』(マックス・ルケード)という本に次のようなくだりが
ありました。
「『新しい場所に行ってみようよ』と父親は4歳の娘に提案しました。その場所
は娘にとってはまったく未知のものでした。 『大丈夫かい?』父親は尋ねまし
た。『もちろん!』『ここ、どこだかわかる?』『ううん』『どうやっておうち
に帰るか、知ってる?』『ううん』『なのに、心配じゃないのかい?』歩くスピー
ドを落とすことなく、娘は手をのばし、父親と手をつなぐとこう言いました。『ど
うやっておうちに帰るか、あたしは分からなくてもいいの。パパが知ってるもん』
私たちの人生の歩みの中で、新しい場所に行かなければならないときがありま
す。または、これから先、いったいどうなってしまうのか、その不安に押しつぶ
されそうな時があります。真っ暗闇の中で行く道を見つけることができないこと
もあるでしょう。
万策尽き、自分の弱さ、限界を知るとき、人は、二つの道のどちらかを選ぶこ
とができます。一つは、失望落胆し、世を恨み、人を恨む道です。もう一つは、
イエス・キリストの手を握り、キリストと共に歩む信仰の道です。
人が万策尽きたき、それは人が神様の手を握るチャンスなのかもしれません。
神様は、『わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発
揮されるのだ』と言われました。キリストの手を握ぎり、信頼するならば、私の
弱さは実は真の強さに変えられてゆくのです。
(by 藤田 昌孝)