その日は近い
新約聖書マタイによる福音書24章に「あなたがまたおいでになる時や、世の
終わりには、どんな前兆がありますか」という弟子達の質問に対するイエス・キ
リストのお答えがのっています。
イエスが語られた世の終わりの前兆は次のとおりです。
「人に惑わされないように気をつけなさい。…戦争と戦争のうわさとを聞くで
あろう。…民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。またあちこちに、
ききんが起り、また地震があるであろう。…また多くのにせ預言者が起って、多
くの人を惑わすであろう。また不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えるであ
ろう。…いちじくの木からこの譬を学びなさい。その枝が柔らかになり、芽が出
るようになると、夏の近いことがわかる。そのように、すべてこれらのことを見
たならば、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。」
現在、世界情勢を見てみると、「民は民に敵対して」と言われているとおりの、
いつ果てるともなく続く、民族紛争、国家間の敵対感情と…微妙な対立関係、き
きん、地震、不法がはびこって人の愛が冷えるなど、イエスがおっしゃった世の
終わりの前兆は毎日のように私達の前に起こつています。その日が近いことをひ
しひしと感じさせます。
ヨーロッパでいつ帰ってくるかわからない主人の庭園を毎日手入れしている植
木屋がいました。ある人が彼に「お前さんの手入れを見ていると明日ご主人が帰っ
てきてもいいようだね」と言うと、「とんでもない。今、ここにご主人がお帰り
になってもいいように、一生懸命やっているんですよ」と答えたということです。
その日が近づいている現在、イエスをお迎えする私達の心の備えもこの植木屋
のようでありたいものです。
(by 鴨田増一)