チャンピオン

 皆さんはチャンピオンという言葉を聞いて、何を連想されますか?

 このチャンピオンという言葉には大変興味深い意味があります。選手権保持者。 優勝者。という意味の他に、代表して競技する者。主義・大義のために戦う人。 という意味があります。

 旧約聖書には、この大義のために戦うチャンピオンがでてきます。

 サムエル記上巻の17章には、身の丈が2メートル半もあるような巨人が登場 します。イスラエルを脅かす、ペリシテびとの戦士、名をゴリアテといいます。 ゴリアテはイスラエルの戦列に向かって叫びます。

「おまえたちから、ひとりを選んで、わたしのところへ下ってこさせよ。 もし その人が戦ってわたしを殺すことができたら、われわれはおまえたちの家来とな る。しかしわたしが勝ってその人を殺したら、おまえたちは、われわれの家来に なって仕えなければならない」。

 ペリシテのチャンピオンはゴリアテ、それに対して、イスラエルの代表はダビ デという羊飼いでした。勝利はイスラエルのチャンピオン、ダビデにありました。

 旧約聖書の初めにもチャンピオンが出てきます。アダムとエバがそれです。か れらは人類の代表として、罪の誘惑と戦い、敗れてしまいます。

 しかし、その後、人類の代表選手として、もう一人のチャンピオンが与えられ ました。それがイエス・キリストです。

 この方は人類の代表として、罪の誘惑にことごとく勝利したばかりか、私たち が受けなければならない、罪の刑罰をすべて受けてくださいました。そのため、 私たちは勝利者として神様から、迎えられるようになったのです。
(by 藤田 昌孝)