わたしは常に主をほめまつる。そのさんびはわたしの口に絶えない。詩篇34:1

 セミ

 セミは、夏の初めから秋にかけて、私達の周囲で賑やかに鳴きます。セミは木 の汁をすっています。ロは細い管になっていて、これを木に差し込んで汁を吸う のです。

 オスには、腹のところに音を出す膜があり、これをふるわせて鳴きますが、こ れは、メスに自分のいる所を知らせる為です。

 メスには、音を出す膜がないので鳴きません。つかまえた時、「ジージー」と やかましく鳴くのはオスで、何も言わないで羽を「バタバタ」させているのがメ スです。

 メスは夏に、枯れた木に卵をうみつけます。秋か、次の年の春、幼虫がかえり、 木から落ちて 地面の中にもぐります。そして、草や木の根から汁を吸って育ち ます。

 セミは 幼虫時代がとても長く、普通は、親になるまで5年から10年かかり ます。外国には、17年もかかるセミがいる程です。

 夏の初め、育ち切った幼虫は、地面にはい出し、カラをぬいで、親になります。 セミの抜けガラは、親となったセミが幼虫の形から出た後のものなのです。

 「ジージー」 と鳴くのは アブラゼミ。
 「ミーンミーン」 と鳴くのは ミンミンゼミ。
 「オーシイ−ツクツク」と鳴くのは、ツクツクボーシ。

 ヒグラシは、林で、夜明や夕方に「カナカナ」と鳴きます。曇った時にも鳴き 出すことがあります。

 親になったセミはたった10日位しか生きていません。土の中で長い間過ごし ますが、地上での生活は10日間です。

 でもセミは短かい10日の間も精一杯生きて 朝早くから「ジージー」 「ミ ンミン」と、神様を賛美しているようですね。
(提供:母と子のはこぶね学園)