「神の御旨を行って約束のものを受けるため、あなたがたに必要なのは、忍耐で ある。」(ヘブル人への手紙10:36)

 我慢するライオンの赤ちやん

 ライオンは動物の王様といわれています。お父さんライオンはフサフサしたた てがみをふって「ガオーツ!」と吠えます。こんなに怖そうなお父さんライオン でも、小さな小さな赤ちゃんや子どもの頃があったのです。

 ライオンの赤ちゃんや子どもはどんな風にくらしているのでしょう。お母さん ライオンのお腹に赤ちやんが出来て、もうすぐ、赤ちやんが生まれる頃になると、 お母さんライオンは、みんなの群れから離れて、ひとりだけ薮の中に入って行き ます。

 そう簡単には見つからない薮の中のほら穴を見つけだして、赤ちゃんの生まれ る準備をします。ようやく待ちに待った赤ちゃんが生まれると、お母さんは、自 分では、何も食べないで、赤ちやんにおっぱいをあげたり、世話をします。

 ネコ位の大きさのライオンの赤ちやんは、そのほら穴の中で、お母さんや兄弟 と一緒に毎日楽しく暮します。赤ちゃんは、名前はライオンでも、まだまだか弱 いので、ハイエナにねらわれて食べられてしまうこともあるのです。

 お母さんライオンも、やがてお腹が減ってくると、自分の食事に出かけます。 鹿や縞馬を捕まえるため、子供達をほら穴に残したまま出かけて行きます。そん なとき、お母さんは、子供達が見つからないように薮で穴を隠すようにします。 お母さんは、子供達に、きっと「この穴から出てはいけませんよ」と言いおいて 行くと思います。

 さあ、子供達はどうするでしょう?暗い穴のなかで。兄弟はいても、寂しいで しょうね。「お母さん、まだかなあ−」「お外を覗いて見たいなあ、ちょっとだ けなら良いかなあ」「でも、お母さんがいけませんって言ってたもの、ハイエナ がウロウロしてるって」「あ一だけど、お母さんに会いたいなあ」「お母さんど こまで行ったのかなあ。おかあさ−ん」

 あなただったらどうしますか?本やテレビで、時々ライオンを見るでしょう。 大きく強そうな。そんなライオンも赤ちゃんや子供の頃、このようにじっと、お 母さんの狩りを待つのです。お母さんとの約束を守ってじっと我慢するのです。 こうして約束を守って我慢した赤ちゃんライオンが、あんなに強くて動物の王様 と言われるライオンになるのですね。

 あなたも、お母さんとのお約束をまもるのがつらくなったら、このライオンの 事を思い出して下さい。

 イエス様、ライオンをありがとう。
(提供:母と子のはこぶね学園)