菜食料理入門コースその3
菜食を始めるようになるきっかけは色々あるようです。
米国の菜食栄養学の権威であられるアガサ・スラッシュ医師は「菜食栄養学」という本に次のように書かれています。
菜食を始めるきっかけ:1.健康上の理由から 2.美容上の理由から
3.宗教的理由から 4.経済的理由から
5.道徳的理由から
1の健康上の理由で菜食になる方々が一番多いようです。
2の美容上の理由で菜食を始めるようになるのは、プロの芸能人が多いようです。肌につやがあり、シミやシワが少なく、理想体重が維持しやすく、筋肉や関節は柔軟でしなやかさを長く保つことが出来るからという理由です。
3の宗教的理由は菜食をすると、思考がはっきりしてくるので霊的に高められるという経験の持ち主は多いようです。キリスト教プロテスタントのセブンスデーアドベンチスト教団も菜食をする人が多いです。
4の経済的理由は値の高い肉や魚を買うお金がないからです。肉と大豆のタンパク質を比べると、同量のタンパク質を摂取するには、肉に費やすお金は大豆の40倍もします。
5の理由は世界には数多く満足に食事もとれない貧困者がいます。もし一人が肉食をやめて菜食になるなら10人の貧困者が食べられるようになるというのです。肉食は菜食に比べ10倍も費用がかかります。
米国にはてしなく続く穀物畑の収穫物は動物を育てるためにその大部分が使用されます。そしてその肉を人間が食べるのです。菜食者が増えれば、その穀物は直接人間の口に入ります。こういう理由で空腹で困っている人たちを救うことが出来るというのです。
菜食を始めると医療費カットにもつながるとアガサスラシュ医師はいいます。医療費にかかる費用が年々増えるアメリカでは、生き残るためには、生活習慣、食習慣を正しいものにし、経済状態を理解することであると「6年間、より長生きするには」の著者のルイス・ワルトン氏は言います。
(by 壷田 淳子)