あなたがたの会った試練で、世の常でないものはない。神は真実である。あなた がたを耐えられないような試練に会わせることはないばかりか、試練と同時に、 それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。コリント第1 10:13

 冬眠する動物達

 人間には、寒い冬が来ても、食べ物や暖かい家があります。しかし、森や山に 住んでいる動物はどうでしょう。昼間の光が段々少なくなって寒くなってくると、 食物は少なくなり、雪でも降って地面が被われると、食物を見つけることは殆ど 出来ません。

 それだけでなく、寒い冬の気侯から体を守るものを何か見つけなくてはいけま せん。動物達は一体どうやつて生きていくのでしょう?

 冬が近づいてくると、まず寒さから身を守るために、毛が長く密集してはえそ ろつて来ます。そして、皮の下の脂肪があつくなって来て、寒さに対する抵抗が できてきます。秋にいろんな食べ物ができて、それを食べたのが役に立ってくる からです。

 そしてほとんどすべての動物は、木の穴や、やぶのしげみや、ほら穴、地のく ぼみ等にすみかを作ります。熊やスカンクなどは、冬眠をします。

 何百という鳥は集まって暖かい地方で冬をすごすために移動します。

 寒い所に残っている鳥はどうするのでしょう?よく電線なんかにとまっている 鳥が、大きくふくれているのを見たことはありませんか。あれは毛を毛ば立てる ことによって、体のまわりに毛布をかぶったように暖かくしているのです。

 ライチョウは、雪の中に穴をほって家をつくることによって、暖かく身を守っ ています。日本でも寒い雪の多い地方では、カマクラという雪の家をつくるでし よう?あれと同じです。

 そして、もっと多くの種類の鳥は、体をよせあっておしくらまんじゆうをする ことによって、体を暖めています。

 冬眠する動物は、体をまるくしてねています。そうする方が、体の熟がにげに くいからです。

 その中でおもしろいのはリスです。リスは冬の間ずっと冬眠するというのでは なく、時々暖かい日があると目を覚まし、出て来て秋の間にかくしておいた食べ 物を、土をほりかえしてとり出し、食べたあとひなたばっこをしながらあそぴま わり、寒くなってくるとまた冬眠するために、もどっていきます。

 こうして神様が与えた色々な方法で、動物たちも厳しい冬を生き抜きぬいて、 やがて春になると、またあちらの穴、こちらの穴から姿をあらわし、飛んでいっ た鳥も帰ってきて、のびてきた木の芽、草の根を楽しむようになるのです。
(提供:母と子のはこぶね学園)