バレンタインデー

 2月14日はバレンタインデーです。愛する人に贈り物をする日として、わが 国では、特に女性から男性に愛を告白できる日として、たくさんの女性がチョコ レートやケーキをプレゼントします。日本では1958年頃よりこのよう慣習が はやり始めたと言われています。

 もともとセイントバレンタインズデーとは、269年頃殉教死したローマの司 祭、聖バレンタインという人物を記念とする日でした。一説によりますと、バレ ンタインという人物は特別何かの才能に恵まれたという司祭ではなかったようで す。絵の才能や音楽の才能、学問の才能に特に秀でていたわけではありませんで した。

 しかし、この司祭を有名にしたのは、そのお人柄と語る言葉にあったそうです。 司祭聖バレンタインが人々と接するとき、その交わす言葉、励ましの言葉、慰め の言葉、優しく親切な言葉によって、多くの人々が慰めを得、生きる力を与えた のだそうです。

 この聖バレンタインを記念として、その日2月14日には、互いに感謝の言葉、 優しい言葉、親切な言葉をかけあいましょうというのが、セイントバレンタイン ズデーの始まりだと言われています。

 もしそれが事実であるならば、私たちは、この日、贈り物をチョコレートやケー キに留めることなく、贈る側を女性、贈る相手が男性と定める必要はないのかも しれません。お世話になっている方、日ごろお礼を言いたくてもなかなか言えな いような方へ、この日、感謝の言葉や、親切な言葉を贈ってもみるのはいかがで しょうか。

 また慰めを必要としている人に励ましの言葉や優しく親切な言葉をお送りする のも、このバレンタインデーの精神に合っているのではないでしょうか。

聖書の言葉
親切な言葉は蜜の滴り。魂に甘く、骨を癒す。
これは旧約聖書箴言16章24節の言葉です。
(by 藤田 昌孝)