感謝できる人

 ある牧師が小さな家庭集会で「みなさん、この一年間であなたが感謝したこと は何ですか、そのことについてお話しください」という質問をしました。

 一人の男性がすぐさま「はい、それは私の家内です。私がこうしておられるの も、家内が元気でいてくれて、我が家を守っていてくれているからです。私は家 内に感謝します」とお答えになりました。

 するとメンバーの一人が立ち上がり、「聖書には、感謝しなさいと説かれてい ます。しかし、感謝するということは、難しいことで、なかなか出来ることでは ありません。それでも、感謝するということは大切です」と長いこと、感謝につ いてのお説教をなさいました。

 またある方は、「今は感謝している場合ではない、私たちには大きな欠乏があ る、もっと多くの人々が自分たちに関心を示し、もっと多くの援助がなされなけ ればならない。」と的確な現状分析と現状に対する批判的がご意見を述べられま した。

 「何に感謝しますか?」という質問に対して、一人は身近な伴侶に感謝を捧げ、 一人は、感謝について説教をし、一人は、現状を分析批判しました。

 私たちは人を裁き、世の中を批判し、不平不満を言って生きることも出来ます。

 また、「こうあるべきだ、本来ならこう生きるべきなのだが」と人生論を交わ し、しかし一つとして実行されることなく、論ずるだけで終始してしまう生き方 も出来ます。

 また「神様と皆様のおかげ様でこうして今を生かしていただいております。」 と、人生を味わい深く感謝して生きてゆくことも出来ます。

 さて、皆様は、どのような生き方をお選びになりますか?

聖書の言葉。
いつも喜んでいなさい。 絶えず祈りなさい。 すべての事について、感謝しなさ い。これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられること である。
テサロニケ第一の手紙5章16節から18節です。
(by 藤田 昌孝)