試練の効用

 藤井康男牧師の例話集に水腫を患った女性のお話が出てきます。

 水腫の病で二倍も体がふくれあがった若い女性がいらっしゃいました。医者の 治療にもかかわらず、様態はますます悪化してゆきます。

 彼女は自分自身とその病とを神様におゆだねし、神様に病のいやしを祈りはじ めました。

 「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主はそれをなしとげる」という 詩篇37章5節にあります聖書の言葉をしっかり握って、神様のいやしを信じま した。

 その瞬間から病が快方にむかいだしたのを彼女は感じます。それでも、彼女は まだ病んでいました。

 そこで来る日も来る日も彼女は神様に祈り続け、「主よ、私はあなたを信じま す。あなたを賛美いたします」と告白し続けました。

 それからしばらくして、彼女は完全にいやされました。病がいやされたという ことは、大きな喜びでした。しかし彼女にとってさらに大きな喜びは、長い祈り の日々の中で、神様が自分と共にいてくださることを知り、神様と交わることを 学べたことでした。

 神様は私たちに「祈り続けなさい、そうすれば必ず答えられます」とお約束し てくださいます。それでも私たちは時々なんでもっと早く答えてくださらないの だろうか?といぶかることがあります。

 しかし、私たちには、長いこと祈り続けることによって、得るものがあるので す。それは、イエス様がいつもご一緒にいてくださることを知り、神様と交わる ことを学べるということです。

聖書の言葉
すべての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思わ れる。しかし後になれば、それによって鍛えられる者に、平安な義の実を結ばせ るようになる。ヘブル人への手紙12章11節です。
(by 藤田 昌孝)