私の誇るもの
吉田さんは、自他共に認める、模範的なクリスチャンです。
バプテスマを受けて、これまで毎安息日には、必ず教会に行きました。
什一献金も、収入の10分の1すればいいのに、彼は10分の2を捧げていま
す。
毎週水曜日の夕方に行われる祈祷会にも欠かさず参加して、証をしたりお祈り
をしたりしています。
酒やタバコを飲んで身体を害することなく、聖霊の住む宮として、自分の身体
を清く保っています。
競馬などの賭事に走ることもなく、占いなども読んだり、試したこともありま
せん。
聖書も毎日読んで、家長として朝夕の家庭礼拝も一日も欠かしたことはありま
せん。
そんな吉田さんが、ある晩、夢を見ました。
夢にはイエス様が出てこられ、手に金色に輝く小さな箱を持っておられました。
「この中に、お前が、誇りとしているものが入っている」そう言われた吉田さ
んの手に、その金色の箱がありました。
彼は、恐る恐る、その箱のふたを開けてみました。そして愕然としました。
そこには、吉田さんがお祈りしている写真が1枚入っていました。彼は、自分
が信仰深いと言うことを誇りにしていたのです。
思わず、その箱を地面にたたきつけましたが、その時夢から覚めました。そし
て、このどうしようもない自分の罪深さを悔いて、神様に許しのお祈りをしたと
言うことです。
神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろ
の思いを知ってください。詩篇139:23
(by 和夫)