帰るところ

 今週は、週の初めから夏休みを取って、日頃の都会の喧騒を離れて妻の田舎で ゆっくりと過ごしています。

 子供はおじさんに近くのプールに連れていってもらい、1日中遊んで、日に焼 け、顔も身体も真っ黒になっています。

 妻も母親に甘えたり、家族との交わりの時間を楽しんでいます。私はと言えば、 1日中昼寝して、夕方には近くの温泉に行くと言った、思考も身体も軟体動物状 態です。

 兎に角、ここでは、日常と違う、ゆったりとした時間が過ぎていきます。田舎 とは、こういうもので、帰るべき田舎があるのは本当に良いなと思うのでありま す。

 私達、日本人は、半年に1回の割合で、盆と正月に、民族大移動を行います。 その移動先は、自分の生まれ育った田舎です。たった3日から5日くらいの滞在 で、その前後に交通渋滞や、乗り物ラッシュがあっても、皆、田舎へ戻るのです。

 そこには、自分を愛してくれた両親がいて、兄弟や友達の顔があり、慣れ親し んだ自然があります。大げさに言えば、自分のルーツがそこにあるのです。そこ に戻り、自分のルーツを確認するときに、人は、平安を得て、傷ついた者は癒さ れるのではないでしょうか。

 実は、私たちには、この、毎年回帰している田舎より、もっと素晴らしい田舎 があるのです。それは「エデンの園」です。

 この園の自然は、現存する世界中のどの自然よりも勝って素晴らしく、気候は 温暖で、家が無くてもそのまま寝起きでして過ごせるという環境だそうです。食 物も豊富にあり、労働も、今のような苦しみながらするというのではなく、楽し みの一つだったようです。

 でも一番素晴らしいのは、神様が、その園で私達とともにおられたと言うこと です。これは、私達は、実際に経験がないので実感がないかもしれませんが、筆 舌に尽くしがたい至福の喜びなのです。

 イエス様の私達に対する救いのご計画は、見方を変えるならば、本当のふるさ とに私達を呼び戻して、本当の親ともう一度一緒に過ごせるようにしてやろうと 言うことなのです。

 しかも、そのふるさとは、「エデンの園」よりももっと素晴らしい場所だと言 われています。神様の大いなる憐れみに感謝いたします。アーメン

わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそ う言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。 そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしの ところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである。ヨハネ 14:2、3
(by 和夫)