菜食料理入門コースその21

  飲み物

 ニュースタート菜食料理では原則的に飲み物も市販されている物ではなく、手 作りを心がけています。やむおえない場合は別として、水と添加物で内容量のお およそを占めて出来たような飲み物は避けたいものです。

 市販されている豆乳で添加物がなくおいしいものもありますが、ここでは大豆 全体を使用した全豆乳を紹介します。

 豆乳は普通、豆を水につけ、それをミキサーにかけ、熱したものを布でこし作 るものですが、ここでは布でこさないで、豆全部を使用します。布でこす手間が はぶけるとともに、豆の栄養素を全部食べることが出来る、一石二鳥の豆乳です。

 作ってしばらくおくと沈殿しますので、飲むときはよくかき混ぜて飲みますが、 モロモロとした舌触りが馴染めない方は、上澄みを飲むと良いでしょう。沈殿し た物はスープに入れたり、ミューズリーやグラノーラなどにかけて食べたりする と美味しいです。

全豆乳

大豆1/4カップ(40g位)1カップの水に5〜8時間つける
             (夏は5時間位、冬は8時間位)
塩 小さじ1/8

1.大豆はつけ汁だけで沸騰するまで強火で煮る。弱火にして5分位煮る。
2.大豆、その煮汁、塩をミキサーでクリーム状にする。
3.1〜3カップの水を加え、好みの濃さにする。濃い豆乳が好みの場合は水の
  量は少なく薄いものが好みの場合は水を多く加える。

*大豆は収穫してから一年以内のものを使用すると、美味しく出来ます。青大豆、
 白大豆、黒大豆でもおいしく出来ます。
*大豆の煮上がりの固さは、枝豆の食感です。あまり柔らかくなく、あまり固く
 なく仕上げると、おいしい豆乳が出来ます。柔ら過ぎると、風味がなくなり、
 固すぎるとクリーム状に仕上がりません。圧力をかけないで煮る方が美味しい
 豆乳が出来ます。
*そのまま飲むときは薄めのほうが飲みやいですが、グラノーラ、ミューズリー、
 オートミール等にかけて食べるときは少し濃いめの方が美味しいです。
*水につけふやかした大豆を煮て、小分けして冷凍庫に入れておくと、豆乳を作
 りたいときすぐに出来ます。

 好みでレーズンを加え甘みをつけたり、キャロブを加えてココア風にしても美 味しいです。(キャロブは聖書でいなご豆と呼ばれているもので、豆科の植物で す。きな粉のように、豆を炒って粉にしたものです。)
(by 壷田 淳子)