空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしな い。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる。あなたがたは 彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。マタイ6:26

 ハト

 ハトのお父さん、お母さんは、とても仲良しです。

 お母さんハトが卵を産むと、お父さんは、お母さんと交代で、卵を暖めます。 昼間、お父さんが卵を暖めます。でも、おなかが空いてくると「グル…グル…」 と鳴いて、お母さんを呼びます。すぐにお母さんがやってきて、ほんのちょっと でも、卵が冷えないように、折り重なるようにして、交代します。

 餌を食べて満腹になると、又巣の所に戻ってきて「さあ、私の番だから暖めよ う」と言うみたいに「グル…グル…」と言いながら、お母さんの上に乗りかかる ようにしてお父さんが又卵を暖めます。

 夜はお母さんの番です。こうして昼も夜も交代しながら暖めます。

 そしてヒナがかえる時、ヒナは、自分のくちばしで殻を割って出てくるのです が、丁度ヒナが殻をつつくその同じ場所を、親鳥は外からつついてあげるのです。 目では何も見えないのに、どうしてお母さんはその場所が分かるのでしょう。

 ヒナが殻から出てきたときは、小さなピンクの肉の塊のようで、くちばしばか りが大きいのですが、そのヒナをお母さんが両足で抱きかかえるようにして、自 分のくちばしの中へ、その大きな赤ちゃんのくちばしを入れさせてあげます。

 何故そうするのでしょう。お母さんやお父さんののどの所には袋のようなもの があって、お父さんやお母さんが餌を食べて消化したものを戻して、この袋の中 に入れてあるからです。赤ちゃんはこの袋に自分のくちばしを入れて、お食事を します。

 ハトは、誰にも教えてもらっていないし、勉強したわけでもないのに不思議で すね。神様の知恵が与えられるままに暮らしているハトさんなのですね。
(提供:母と子のはこぶね学園)