御言葉を行う
聖書の言葉は、聞いただけ、読んだだけで終わってしまっては、宝のもちぐさ
れです。それをお聞きになったら、イエス様に手を引かれて一歩を歩みだすこと
をお奨めいたします。
あるとき、英国海軍水兵のお一人が、規則を破ったために厳罰に処せられまし
た。この事件が報道されたとき、この懲罰があまりにも厳しかったので、市民の
間に避難の声が起こりました。
すると、数年間英国海軍に所属していた方が、その厳罰は重すぎるとは思わな
い、と回答しました。彼の意見は、軍の規則は命にかかわる。規則に対して瞬時
に身体が反応するように訓練されなければならい。そのような訓練の上に軍の生
活が成立する、言うのです。
彼は自分の経験を話します。あるとき、彼の乗っていた小型蒸気船が、荒れた
海で大型の船を引いて先導していました。2艘の船は鉄のロープでつながれてい
ました。突然、風と水しぶきの中で、船長の短い命令が響きました。「伏せ」と
船長は叫んだのです。その瞬間、乗組員は、全員、さっと身体を伏せました。す
ると、間髪いれずにロープが切れて、切れたロープは、荒れ狂う鉄の蛇のように
あたりを打ちつけます。
もしそれに人が当たっていたら、即死です。しかし、乗組員は船長の命令を聞
き、瞬時に従うことができたので、誰も負傷しませんでした。言葉を聞いて行う
ことができたので、命が救われたのです。
イエス様の言葉を聞いて行うことは、私たちの人生の確かな基盤です。この上
に立つ生活は、どんな嵐が来ても安全です。
聖書の言葉
わたしのこれらの言葉を聞いて行うものを、岩の上に自分の家を建てた賢い人に
比べることができよう。雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつ
けても、倒れることはない。岩を土台としているからである。マタイによる福音
書7:24 、25の言葉です。
(by 藤田 昌孝)