たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたし と共におられるからです。あなたのむちと、あなたのつえはわたしを慰めます。 詩篇23:4

 アマガエル

 毎日毎日雨が降り続くころ、水辺にたくさんのアマガエルが集まって、オスは、 のどをフウセンのようにふくらませて、ケロケロとなきはじめます。メスのアマ ガエルに「およめさんになってほしい。およめさんになってほしい」とよぴかけ ているのです。

 けっこんすると、メスは、卵を水の中のみずくさにくっつけて生みつけます。 流れていかないように。何日かして、卵から小さなオタマジャクシがかえり、水 草を食べてドンドン育ちます。

 最初、後ろ足が出て、次に前足が生えてきます。シッポも段々軽くなる頃から、 オタマジャクシは、水の中から、陸にあがって、いよいよアマガエルの生活が始 まります。

 大人になったアマガエルは、しめった草原や、低い木の上で過ごします。お家 の庭先で暮すカエルもいます。細い麦の茎を、上ったり、下ったりして遊ぶこと の出来るカエルの指先は、一体どうなっているのでしょうか。どこにでも吸いつ く吸ばんがあって、指の先が、プクッとふくれていて、くっつくことが出来ます。

 くっつくように出来ているのは、指だけではなく、舌もそうなっています。カ やガ、ハエやクモなどの昆虫の生きているものを、サッと、とぴついて舌にくっ つけて、のみ込みます。でも、アマガエルにも敵があります。ヘビやサギ、モズ にもつかまって食べられてしまう事があります。

 そんなのを可哀そうに思って 神様は特別に、アマガエルの背の色が変るよう にして下さいました。木の上では、木の肌の色と同じ薄茶色にかわるのです。緑 の葉ッパの上では、いつの間にか同じ緑色に変りました。これを、ほご色と言っ て、神様は、小さなアマガエルを守って下さるのです。

 雨が降るとカエルは大喜び。夏も過ぎて秋になると、アマガエルは、ぽんやり 日向ぼっこをします。寒さが大嫌いなアマガエルは、11月頃から春になるまで、 ゴソゴソと地面の中にも入って行きます。アマガエルさん、春までおやすみなさ い。

 こんな小さなアマガエル。でも神様は守って下さるのですね。人間のことを一 番大事に思って下さる神様は、あなたのこと、いつも いつも天使を送って守っ て下さるのです。
(提供:母と子のはこぶね学園)