食事と健康

 「わたしは、全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶす ペての木とをあなたがたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう」創世記1:29

 はじめ神様は、人類の食物として種をもつ全ての草と、種のある実を結ぶ全て の木をお与えになりました。そののちアダムが、サタンの試みに負けて、命の木 の実を食べてしまいました。そして、創世記3:18に書いてある「野の草」が、 人間の食物に加えられました。

 こののち、人間は地のおもてにふえていき、その大部分の人たちは、神様から 離れて、「人の悪が地にはびこり、すべてその心に思い計ることが、いつも悪い ことばかり」(創世記6:5)という状態になり、「神の子たちは、人の娘たち の美しいのを見て、自分の好む者を妻にめとった」と創世記6:2に記されてい ます。教会で育った青年までも、この様な有様になりました。

 神様はついに、「わたしの創造した人を、地のおもてからぬぐい去ろう」とい われて、ノアとその家族を残して、地上の全部の人が、洪水でほろぼされました。

 創造以来、1500年ばかりたって洪水後初めて肉食がゆるされました。「す べて生きて動くものは、あなた方の食物となるであろう。さきに、青草をあなた 方に与えたように、わたしは、これらのものを、皆あなた方に与える、しかし、 肉を、その命である血のままで食べてはならない」(創世記9:3、4)。旧約 でも新約でも、その血を食すことは禁じられていました。「血を避けるように…」 (使徒行伝15:20)と記されています。

 このようにして、菜食は肉食へと移行して行きました。その結果、創世記5章 に洪水前は人のよわいは、平均、九百十二才でしたが、洪水後、三百三十二才(創 世記11章)になり、ダビデの時代には、平均七十才(詩篇90:10)と記録 されています。

 この平均年令は、今日の医学の進歩によって少しのばされた平均年令とほほ同 じです。もらろん、食物だけが健康を全部支配しているのではありませんが、関 係が深いことは、否めません。

 神様は昔、イスラエル人に、食事に関する教えをお与えになりました。そして 忠実なヘブル人達は、その教えに従った結果、異邦人の中で神のみ栄えを表しま した。(ダニエル章1章)