安息日を覚えて、これを聖とせよ。出エジプト記20:8

  神様の金字塔

 古代の支配者達は、自分の存在、栄光を時間を超えて後世に残すために、大き な建築物を建造しました。マヤ文明のピラミッド、エジプトのピラミッド、秦の 始皇帝の万里の長城、等々。

 しかしながら、そのどれ一つを取ってみても、当時の栄光をそのままに残した ものがあるでしょうか。答は否です。マヤのピラミッドは、人のいないジャング ルの中にあり、その周りの都市は廃墟となっています。

 月から肉眼で見える唯一の建造物と言われる、万里の長城も、至るところその 壁が壊れており、修復は不可能だと言われています。エジプトのピラミッドにし ても、現在は、未だ四角錐の形をとどめていますが、これから千年、2千年の範 囲で考えるとき、崩壊の道を辿るのは必須だと思われます。

 この様に人が造った物に永遠なものはありません。彼らは、自分たちのために、 自分の栄光のために、その形を残そうとしましたが、まるで時間の流れが洪水の 川の流れのように、すべてのものを流し去ってしまうのです。

 しかし、神が造られたものは、これら人間が造ったものとは、全く異なります。 それは、時間を超越した永遠性を持っています。

 特に安息日の制度は、神様が造られた金字塔です。この制度は、エデンの園を 追放されるとき、結婚の制度とともに持ち出した2つの制度の内の一つだと言わ れています。逆に言いますと、持ち出すことを神様がお許しになった制度だと言 うことです。

 神様は、金字塔を、人間が造るような朽ちるものとしてお建てになったのでは なく、人の内に、いつまでも続く制度としてお建てになり、そしてそれは、神様 自身のためではなく、私達のために備えられたのです。

また彼らに言われた、「安息日は人のためにあるもので、人が安息日のためにあ るのではない。マルコ2:27

 私達が6日間の日常の技を終えて、7日目の安息日を守ることにより、過去、 現在、未来の神のみ技を瞑想することが可能となります。

 過去については、天地創造の、み技です。6日間で、この世界のすべてのもの を創造され、7日目を聖別して祝福されたと言うことです。

 現在については、私達が安息日を守り、その日一日を主を中心として過ごすこ とで、肉的に休息をとり、霊的に神様と交わることが出来ると言うことです。こ れは、現在私達に与えられている大きな恵みです。

 未来については、現在の安息日の恵みが、再臨後の御国での神との交わりの雛 形を瞑想させるというものです。それは、エデンの園での神様との交わりと同じ で、現在のものとは比較にならないほど素晴らしいものです。

わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそ う言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。 ヨハネ14:2
(by 和夫)