あなたの香油のかおりはすべての香料よりも、いかにすぐれていることであろう。雅歌4:10後半

  クリスチャンの香り

 毎年、この時期にになると思い出すことがあります。それは、私が中学2年生 の頃から始めたアルバイトで、新聞配達をしていた時のことです。

 寒い冬が続いて、その冬の寒さに疲れながらも、朝、未だ夜が明ける前の暗闇 の中、一軒一軒新聞を配っていますと。時々、暖かい風とともに花の良い香りが するのです。

 何処からともなく漂ってくるという表現がピッタリする、この香りの元を探そ うと暗闇に目を懲らしてみると、そこには沈丁花の花がひっそりと咲いていまし た。

 私は、この匂いで、春の兆しを感じ、朝早いと言うこともあって、人よりも早 くこの感触を楽しむことが出来たことで、一寸得した気持ちになったものでした。

 今でも、この匂いをかぐと、もうすぐ春になるなあ、と思わず、その匂いを放っ ている沈丁花を探します。

 そして同時に思うことは、この沈丁花のように暗闇の中、人をホッとさせるよ うなクリスチャンの香りを自分が放てたらどんなに素晴らしいだろうと言うこと です。

 沈丁花は、他の花のように、見た目には決して華やかな花では、ありませんが、 その香りにより春の希望を感じさせるものです。

 私達が主にあって、日々満たされ、クリスチャンとしての喜びの生活を送って いる時、決して、この世的には華やかでないものの、接する人々にクリスチャン の香りを放ち、主にある希望を少しでも感じていただけるのではないでしょうか。

 今は、朝の5時くらいです。でも再臨という春の夜明けはもうすぐです。
(by 和夫)