わたしは安らかに伏し、また眠ります。主よ、わたしを安らかにおらせてくださ
るのは、ただあなただけです。詩篇4:8
アマツバメの話
第一次世界大戦の時でした。ある夜、フランスのパイロットが飛行機に乗って、
5200mの高さにまで上ったあと、エンジンを止めて雲の上空を静かに飛んで
いました。それは満月の夜で機が空中を静かに3000m位の高さにまで下りて
来た時、鳥の群れに気がつきました。
よく見ると、どの鳥も。全く羽を動かしていません。その頃の飛行機は、パイ
ロットの席が外にむき出しに出ていたので、下の白い雲に対して黒っぽい色の鳥
が浮んでいるのを〉よく見ることが出来ました。
そうするうち、飛行機は2羽の鳥にぶつかって、そのうちの1羽が飛行機の中
へ入ってきました。それはツバメの一種であるアマツバメでした。
ワイトナウアーという鳥の学者は、この話を附いて興味を持ちましたがこの時、
「アマツバメは寝ていたのだ」と思いました。でも、どうやって羽を拡げたまま
限ることが出来たのでしょうか。
1951年に、ワイトナウアーは「アマツバメが羽を拡げて寝ているところを
たしかめてみよう」と思い、或る夏の夜、飛行機に乗せてもらって、鳥探しに出
掛けました。800mの高さで いくつかの鳥を見つけ、1500mのところで、
羽を全然動かさない100羽程のアマツバメが静かに円を描いて浮いているのに
出会いました。
鳥達はみな暖かい上昇気流の中に集まっているのがわかりました。こうしてア
マツバメは 羽を拡げて廻る一方、上昇気流に乗っているので下の方に落ちてこ
ないのです。
次の日の朝早く、4時30分頃もう一度飛行機で上ってみると、鳥達は夜の睡
眠のあと、日を覚まして地上に下りてくるところでした。
誰でも眠っている間は何が起こつているかわかりませんね。でも神様は、空に
いる鳥も巣の中にいる鳥や獣も守って下さいます。
(提供:母と子のはこぶね学園)