心の王座に住むイエス

 春の選抜高校野球が終わり、これからはもっぱらナイター中継でしょうか。今 年の星野監督率いる阪神タイガースの行方はいかに?

 さて、バースという元阪神タイガースの選手を今でも覚えておられる方は多い と思います。2年連続の三冠王で、岡田、掛布と共に、阪神を優勝に導いた偉大 なる4番打者でした。あの年、セリーグの優勝を決める大切な一戦で、バースと 江川が対決しました。そしてバースが決定的なホームランを打ったのです。その 光景が今でも思い出されます。

 選手が外国から導入されるということは、良く考えてみますと、面白いことだ と思います。昔、巨人軍の誇りは、外国人を入れない、純日本的な選手団と言わ れていました。それも今は昔の話です。

 外国から助っ人を受け入れる。それを中心としたオーダーに組み換える、そし て爆発的な力を生み出す。他のスポーツでもそのようなことが行われています。 大学駅伝の選手やJリーグの選手などがそうです。一種の国際化現象とも言える でしょう。

 さて、外から、あるものを受け入れて、それを中心にして組み換えられ、爆発 的な力を生み出してゆく、この方法には大変、象徴的な意味があるような気が致 します。

 外からのもの、地上からではない、天からのもの、人間の世界からではない、 神様から来るもの、それらを受け入れ、そのことを中心に組み換えが行われて、 爆発的な力を生み出してゆく。聖書の御言葉を聞くということも、その1つだと 思います。

 聖書の言葉は私たちの内側から出たものではありません。外から、天から与え られたものです。その天からの御言葉が受け入れられた時、その言葉を中心に、 私たちの心の優先順位、生活の優先順位が組み替えられてゆきます。そして、そ れは、時によって爆発的な力を生み出してゆくのです。

 真珠も同様です。外から核として、異物が入りこみ、それを中心として、その 周りに真珠を造ります。異物がなかったら、それはただの貝でしかありません。 核が外から入らなければ真珠はできないのです。しかもその核は特定の場所に入 らなければなりません。

 イエス様は私たちの心の王座に住んでくださいます。私たちが、お迎えするな らば、イエス様は聖霊の神様を通して、私たちの心の中核にお入りくださいます。 イエス様は私たちの心の王座に座ってくださるのです。

 このイエス様を4番バックーとしてお迎えし、イエス様を中心としたオーダー を組んで行けたらと思います。今年もイエス様を中心としたクリーンナップで、 神の国の福音を元気に宜べ伝えてゆきたいものです。
(by 藤田 昌孝)