そのように、これらの小さい者のひとりが滅びることは、天にいますあなたがた の父のみこころではない。マタイ18:14

 舟魚

 パナマ湾には、舟魚とよばれる魚が住んでいます。この魚は、浅い岩底の海に 住んでいて、皆で密集してくらしています。

 その群の数は、小さいもので25匹 大きいものは350匹ぐらいにもなりま す。食べるものは、岩の底についている海草の切れはしです。

 そして一つの所で食べ物がなくなると、皆が一つのようにかたまって、餌のと ころに移動します。

 こうしてたべている間に群れのうちから一匹はなれたりしたら、とっても不思 議なことがおこるのです。群れのうちの1匹か2匹の体色が突然変って、迷った 魚を大急ぎで探しはじめるのです。

 ふつうは、この魚は、うすいしまと点の入ったこい土色をしているのですが、 迷った魚をさがし始めると水玉もようにかわって、直径6ミリぐらいのまるい点 があらわれます。

 このさがしやさんは、迷子をさがしながら行ったり来たり円をかいたりします。 これは非常に目立つので、迷子は、それを見つけて、もう一度 皆のところにか えることができます。

 そして群れにかえった時は、またもとの色にもどります。このさがしやさんに なる魚は、きまっているのか、それとも、どの魚でもなれるのかは、誰もわかっ ていませんが、これによって群が守られていることは確かです。
(提供:母と子のはこぶね学園)