霊は人を生かす
数年前の文部省のアンケート調査によりますと、子供がするお手伝いの頻度と、
その子の持つ道徳観や正義感には深い関係があることがわかりました。
良くお手伝いをする子ども達と、あまりお手伝いをしない子ども達に、「友人
が悪いことをしていたら、やめさせるか?」「バスや電車で席をゆずるか?」と
いう質問をします。すると、よくお手伝いをする子の60%は「はい」と答えま
した。しかし、あまりお手伝いをしない子ども達の中で「はい」と答えたのは、
4%にすぎませんでした。
よくお手伝いをする子どもほど、道徳観、正義感が身についている傾向が見ら
れたのです。
その他、この調査では、生活体験や自然体験の豊富な子どもほど、道徳観や正
義感が充実する傾向にあることが分かりました。
子ども達は人との交わり、自然との交わりの中で養われてゆくということなの
でしょうか。
私は以前、教育現場に携わらせていただいた中で、人を育てるのは、人である。
人格を育てるのは、人格である。というケースを何度も見てきました。時に、目
標や目当てをべたべたと壁に貼ったことがあります。
しかしそれだけでは、あまり効果が見られませんでした。文字や理念は、人を
奮い立たせることはできますが、それだけでは慢性化してしまい、そのうち挫折
感や、あきらめを生みます。
そこで必要となってくるのは、許し、励まし、力づけ、見本となって行き先を
見せることのできる人格です。人が人を育て、人格が人格を育てるのです。
もし、私たちがイエス様を救い主として、そのご人格を私たちの心の中にお迎
えしたならば、このお方によって、許され、励まされ、力づけられ、行くべき道
を示していただけるのだと思います。
聖書の言葉、
「神はわたしたちに力を与えて、新しい契約に仕える者とされたのである。それ
は、文字に仕える者ではなく、霊に仕える者である。文字は人を殺し、霊は人を
生かす。」
コリント第二の手紙3:6の言葉です。
(by 藤田 昌孝)