神の是認を得る
神はこれら、ヘブルの青年達の堅実さを克己を喜んでお認めになり、祝福をお
与えになった。「神はかれらに知識を与え、すべての文学と知恵にさとい者とさ
れた。ダニエルはまたすべての幻と夢とを理解した。」三年の養成期間が終って、
かれらの能力と習得したことを王によって試験された時、「ダニエル、ハナニヤ、
ミシャエル、アザリヤにならぶ者がなかったので、彼らは王の前にはべることと
なった。王が彼らにさまざまの事をたずねてみると、彼らは知恵と理解において、
全国の博士、法術士にまさること十倍であった。」ことを王は発見したのである。
ここにすべての人に対する教訓があるが、特に青年への教訓がある。神のご要
求に厳格に従うことは心身の健康に有益である。道徳と知能の最高の標準に到達
するためには神から知恵と力を求め、すべての生活習慣で厳格な節制を守らなけ
ればならない。ダニエルとその友人達の経験は主義原則が食欲におぼれる誘惑に
勝った実例をわれわれに与えているが、それは青年達がたとえ大きな犠牲を要求
されても、宗教的な主義原則によって肉欲に勝ち、神のご要求に対し忠誠を保ち
得ることを示すものである。
大いなる叫びに対する不用意
衛生改革は第三天使の使命の一部であって、腕や手が人体と密接につながって
いるよぅに、これらも連結していることを示された。われわれは一団体として、
この大事業に前進しなければならないことを悟ったのである。
牧師と人々が協力して行動しなければならない。神の民は第三天使の大いなる
叫びをする用意ができていない。かれらには自分でしなければならない仕事があ
るのに、それを神にしていただこうとして放っておいてはならない。神はかれら
にさせるように、この仕事を残しておられるのである。
これは個人の仕事であって誰も他の人のためにしてあげることはできない。「愛
する者たちよ、わたしたちは、このような約束を与えられているのだから、肉と
霊との一切の汚れから自分をきよめ、神を畏れて全く清くなろうではないか。」
暴食は現代の一般的な罪である。貪るような食欲が男女を奴隷にし、聖く崇高な
聖書の真理の価値がわからない程かれらの知能を鈍くし、道徳感を麻ひさせてお
り、下等な性癖が男女を支配してきた。
天国に行く準備のために、神の民は自分を知らなければならない。かれらは詩
篇記者と共に「われなんじに感謝す、われは畏るべく奇しくつくられた」と感嘆
できる程、自分自身の肉体に関して理解しなければならない。食欲はいつも道徳
と理性の器官に従わせておくべきである。肉体は精神の僕であって、精神が肉体
の僕であってはならない。
聖霊降下のための準備
神は、ご自分の民が肉と霊との一切の汚れから自分を清め、神を畏れて全く清
くなるように求めておられる。この働きに無関心であり、これから逃れ、自分で
するように神が要求しておられることを神にしていただこうと待っている者は、
神のみ旨を実行してきた謙遜な人々がエホバの怒りの日にかくされる時、自分の
欠けていたことがわかるのである。
神の民が自分で何の努力もせず、聖霊が降ってかれらを悪を除き誤りを正すの
を待っているならば、また、それが肉と霊の汚れから、かれらを清めて第三天使
の大いなる叫びに加われるように準備するものとあてにしているならば、かれら
は欠陥があったことを発見されると示された。神が命令されたこと、すなわら、
肉と霊との一切の汚れから自分を清め、神を畏れて全く清くなる努力をして自分
を準備した人々にのみ、聖霊すなわち、神の力は降るのである。