あなたは神に誓いをなすとき、それを果すことを延ばしてはならない。神は愚か な者を喜ばれないからである。あなたの誓ったことを必ず果せ。伝道の書5:4

  約束

 4歳の信ちやんは、台所のゴミを外のゴミステーションまで持って行く係にな りました。お母さんと約束したのです。信ちやんはお母さんと次のことも約束し ました。

「信ちゃん、毎日 ゴミを外まで持って行けるかしら。」「大丈夫だよ」「もし 信ちゃんがこの約束を忘れていたら、お母さんは約束を思いだして守れるように、 夕方でも、夜でも、信ちやんに言いますからね。」「うん、いいよ。いつでも言っ ていいよ。」

 その次の日から2回位は、信ちやんも忘れないでゴミを持って行きました。と ころがその次の日、信ちやんは、すっかり忘れて、お風呂に入ってお祈りもして さあ寝ようかな、と思った時、お母さんが子供部屋のドアを「トントン」とたた いて、r信ちやん、お約束 きちんとすませましたか?」とおっしゃいました。 「あっ!いけない、忘れていた。」信ちやんは大急ぎで パジャマのままゴミを 持って行きました。

 その次の日は、友君とサッカーをやって とても疲れました。もうくたくたで バッタンキューと寝てしまいました。「トントン。」「信ちやん、お約束すませ ましたか?」「トントン。」信ちやんはグーグー寝ています。お母さんは優しく 信ちやんの体をゆすって起しました。信ちやんは目をこすりながら ゴミを外へ 持って行きました。

もう一回 信ちやんは忘れた日がありましたが、それからは一度も忘れません。 信ちゃんは、約束を守る子になりました。
(提供:母と子のはこぶね学園)