わたしたちの日ごとの食物を、きょうもお与えください。マタイ6:11
アンゴラに降ったマナ
今から45年前に本当にあったお話です。アフリカのアンゴラというところで、
とてもひどい日照りがありました。雨が何日も何日も降らなくて、作物が育たな
いので、たくわえてあった食物も段々無くなって、とうとう何も無しになりまし
た。
アンゴラに一つの集会所がありました。食物が全部無くなったとき、集会所の
先生は遠くに仕事に行っていて留守だったので、その奥さんが集会所の人にお祈
りするよう呼びかけました。それに答えて50人の人が集まってきて力を合わせ
て食物を下さるように祈り求めました。
お祈りが終わってみんなが話をしていたときに、先生の子供が外に出ていきま
した。するとすぐにその子は、何か白いものを手に一杯抱え走り込んできました。
「外に出たら3人の人が立っていて、『あのね、神様があなた達の祈りを聞い
て下さいました。食物を下さいました。それはマナです。とって食べなさい。』
と言ったのです。」と言いました。
そこに集まっていた人は皆、外へ出てみました。そこには誰もいませんでした
が言われたとおり確かに地面一杯に白いものが落ちていました。食べてみると蜂
蜜のように甘く、いい味がしました。
マナは三日の間降りました。それで止みましたが、聖書に出てくるマナと違う
ところは、時間がたっても腐らなかったことです。集会所の人たちは、つぼやか
めやお鍋や見つかる全部の入れ物を持ってきて拾い集めました。
そして、次の収穫があるまでの間、皆の食べ物となったのです。
誰もマナが降ってくるのを見た人はありません。朝の露のように、そこに落ち
ていました。集会所の先生も帰ってきて、マナが地面にあるのを見ました。そし
て、よその人にも信じてもらうために、別の教会に送ったのです。
今から25年程前、一人の牧師さんは、まだ、その時のマナを少し持っていま
した。それは何かの木の汁のようなものが出たのだという人もありました。でも、
マナが落ちていた地方には、木は一本も生えていなかったのです。
(提供:母と子のはこぶね学園)