砂糖

 多くの人は砂糖を摂り過ぎると、虫歯や肥満につながるという事は知っていま すが、免疫力が落ち、かぜを始め多くの病気にかかりやすくなるという事は、あ まり知られていません。例えば、リューマチ、関節炎、動脈硬化なども砂糖の摂 り過ぎから起こります。

どうして砂糖が体に良くないのでしょうか  精製された砂糖は、スクローズという栄養素以外は、なんの栄養もありません。 スクローズは急速に消化吸収されます。 こういう理由で砂糖は、すぐエネルギー になるといわれています(医師や栄養士は、非常事態を除ぞいでは、すぐエネル ギーが必要ということはないといっています)。

 砂糖などの炭水化物は体内でそれが使われる時にビタミンBが必要です。 砂 糖はビタミンBを含んでいないので、体内の組織からビタミンBを取り込んでし まいます。 その結果、たくさん砂糖をとると、ビタミンBの不足になりがちで す。ビタミンB不足はかっけやペラグラ病(倦怠感・皮膚異常・中枢神経機能障 害などを起こす)等にかかります。

 砂糖は濃縮した食品なので、わずかの量でも高いカロリーとなり、その上食べ やすいので、おのずと余分なカロリーをとることになります。

 白血球一つのバクテリア破壊力が、砂糖の摂取ゼロの時で14もあるのに、砂 糖を小さじ6とるとその破壊力は10に減り、砂糖を小さじ24でその力はわず か1になってしまい、病原菌と戦い勝つ力が弱くなり、多くの病気にかかりやす くなります。

 自分の場合は砂糖はせいぜい小さじ2〜3杯しか摂っていないとおっしゃる方 も、例えばコーヒーなどに入れる目に見える砂糖だけを頭に浮かべたのではない でしょうか? クッキー、ケーキ、菓子パン、アイスクリーム、清涼飲料水など にも多量の砂糖が含まれているのを忘れてはいませんか?

 黒糖は白砂糖に比べ、少しのミネラルとビタミンがありますが、いずれにして も炭水化物が濃縮したものであり、カロリーに比べ栄養があまりにも少ないので 取る量を控えめにする方が良いでしょう。

 わざわざ精製された砂糖類を摂らなくても、果物、穀類、野菜類、豆類、ナッ ツ類に糖質は含まれていますから、繊維も含まれている自然な形で糖質を摂り、 免疫力を弱らせないようにすることは非常に賢明なことです。

 糖分がたくさん混入された、清涼飲料水を飲む代わりにおいしい水を飲むとよ いでしょう。
(by 壷田 淳子)