意図的な無知は罪を増す
身体を最高の健康状態に保つ方法を知ることは義務であり、神が恵み深くもお
与えくださった光に従って生活することは神聖なつとめである。捨てたくないと
思う自分の誤りを見ることを恐れて光に眼を閉じるならば、われわれの罪は減る
のではなく増すのである。
光は一つの場合に退けると他の場合にも無視される。肉体の法則を犯すことは
十戒の一条を犯すのと同様に罪であるが、それは何れも神の法則を破ることなし
には犯せないからである。主を愛するよりもはるかに越えて食欲や味覚を愛して
いながら、われわれは心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして
主を愛することはできない。
神が、わわわれの全力、全精神を求めておられるのに、われわれは神の栄光を
高める自分の力を日毎に減じているのである。生命を把握している力をわれわれ
の誤った習慣によって弱めながらなお自分はキリストのしもべであり、不滅の身
体になるための最後の仕上げを受ける準備をしていると公言している。
兄弟姉妹よ、あなたがたには誰もして上げられない仕事がある。惰眠から覚醒
なさい。そうすればキリストはあなたに生命をお与えになるであろう。飲食、勤
労等、あなたの生活様式を変えなさい。長年あなたがとって来た道を歩みつづけ
る間は聖なる永遠の事物を明らかに識別することはできない。
あなたの感覚は純り、知能は曇る。恵みと真理の知識のうちに成長することは
あなたの特権であったのに、あなたはそのように成長して来なかったのである。
あなたは霊牲を増すのでなく、益々暗黒さを増してきた。
人間は神の創造の最高の業であって、神のみかたらに似せて作られ、神の相手
となるように計画されたのである。神ご自身のみかたちに似せて作られたのであ
るから、人間は神にとって非常に愛する存在なのである。
この事実は、神を社会に代表するための肉体を汚す罪、即ち食欲の不節制やそ
の他の罪深い習慣によって体を汚す罪をことばと行いによって教えることが、ど
れ程重要であるかをわれわれに印象づける。
肉体の法則に対する不従順の精神的影響
神はご自分の民に絶えず進歩するよう求められる。食欲に溺れることは知能的
進歩と心の潔めのためには最大の妨げとなることを、われわれは学ばねばならな
い。これ程衛生改革を唱えているにもかかわらず、われわれの多くは誤った食事
をしている。
安息日のためには他の日よりも多量の食物を用意したり、多種類の食物をそな
えるべきではなく、かえって食物はより単純で、より少量食すべきである。それ
は霊的事物を理解するのに頭脳が明晰で活発に働くためである。
内容の停滞した胃は、同じく停滞した頭脳を意味する。頭脳が不適当な食事に
よって混乱しているので、もっとも貴重なことばを聞いても価値が分らない。安
息日に過食することによって多くの人々は神聖な機会の恵みを自分が予想する以
上に受けられなくしているのである。
私は、われわれのある天幕集会が神の計画された状態からはるかに遠いことを
示された。人々は神の聖霊のご臨在に対して準備無しに集会に出て来る。一般に
姉妹達は外面を飾るため、衣服の準備に相当な時間を集会の前に費し、神の御目
に価値の大さい内面の飾りを全く忘れている。
また不必要な料理、濃厚なパイやケーキ、その他食べる人々を必ず害するよう
な食物を用意するために多くの時間が費やされるが、もし、教会の姉妹方が健康
的なパンとその他の衛生食品を備えるならば、かれらも、彼らの家族も生命の言
葉を味わうのによりよく準備され、また聖霊の感化をずっと受けやすくなるので
ある。
運動を二倍も三培も多く行う家庭で食している食物に比べて大てい簡単でなく
単純でない食物で胃がしばしば過労させられている。これが永遠の事物を評価し
難い程の無感覚状態に頭脳を至らせ、集会が終わると、かれらは神の霊をもっと
受けられなかったことで失望する。食事や衣服の準備は二次的な事とし、深い心
の内省を家庭で始めなさい。