食物を獣に与え、また鳴く小がらすに与えられる。詩篇147:9
公平な食事
コマドリのおとうさんとおかあさんには、4羽の赤ちやん鳥がいます。この4
羽の子鳥は、たべて、たべて、たべて、また たべています。
おとうさんとおかあさんコマドリは エサを見つけなくてはなりません。いそ
いで、いそいで、上に下に前に後ろに 赤ちやんのために お父さんもお母さん
も 休むひまなくエサをさがし、子供たちにあげるのです。
巣の中から 沢山の子供達が 首を伸ばして「食べ物が欲しいな」といってい
る時に、どの赤ちやん鳥が本当にお腹をすかしているか、親鳥はどのようにして
見分けるのか みなさんは知っていますか?
赤ちやん鳥は、私達には同じように大きな声で「ピーピー」ないているように
見えます。最初は どの赤ちやんがないているのか 見分ける必要がないみたい
ですが、どの赤ちゃん鳥にも 食べ物をあげたり、きれいな巣を整えたり、侵人
者からの保護、そして、大きくなってからは どうやって食べ物を見つけるか
など どの子鳥にも 同じような心づかいを必要としているのです。
しかし お母さんは どうやって 子供がそれぞれ公平にエサをもらっている
か を知るのでしょうか。食べ物のきれはしをもって帰った時に、どの子供がそ
れを食べればよいのでしょうか。
お母さんは たくさん開いた口の中から どの子供を選べばよいのでしようか。
実際は 子供自身が だれが食べればよいのかを決めるのです。
子鳥はだんだんお腹が大きくなるにつれて、食べ物をのみこむ速度が遅くなる
というくせがあるのです。親どりは 食べ物をもって帰ると、開けて待っている
口に それを入れてやって、何が起こるかをじっとみています。もし食べ物がす
ぐに、「ゴクン」とのみ込まれなかったら、それを取り出して 他の開けて待っ
ている口に入れてあげます。
こうして 一番 エサを必要としている子鳥の口に 次々と入れかえられてい
くわけです。お母さん達は大いそがしです。でも一羽でもお腹のすいた子鳥がで
ないように 気を配っているお母さん達はやさしいですね。
(提供:母と子のはこぶね学園)