人々がじゅうぶんに食べたのち、イエスは弟子たちに言われた、「少しでもむだ
にならないように、パンくずのあまりを集めなさい」。ヨハネ6:12
リスと食べかす
この世の中で、リスほどうまく安全に木から木へととぴ移ったり、非常に細か
い枝や地上から髄分高いところにある電線をつたって行くことのできる動物は余
りいません。
リスは、めったに落ちるということがないのです。たとえ落ちることがあった
としても、落ちたはずみを利用して、すぐに又とぴ上がって 落ちたところに戻っ
てしまうことが出来るようです。
友達同志で木をかけ上ったり、ぶらさがったり、技から枝へとぴうっつたり、
電話線の上をバランスをとりながら歩いたりすることは、彼らにとってお茶のこ
さいさいです。
それだけでなく、リスは頭もよいように思えます。たとえば、おかあさんは子
供に道路の渡り方も教えます。まず最初に子供をおいて、自分だけが道路のそば
に出て行き「さあこっちを見ているんですよ」と。いうような音を出した後、左
右を見渡します。
それから、子供のところにすばやく走ってきて、今度は 子供をつれて行きま
す。そして道路の前に来ると、もう一度左右をみてから渡って行きます。
リスの好きなものはナッツ(木の実)です。食料がなくなった時のために貯え
ておこうとして、一年のうちに 何百という木の実を土の中にうめておきます。
しかし、とても全部は覚えておられませんから、うめられた木の実は芽を出し、
こうして実のなる木をどんどんふやしてくれます。
それだけでなく、リスは地面の上にいるほかの動物にも、自分が知らないうち
に食物をあげています。というのほ、リスが木の上にすわって木の実をかじると
き、たべかすは下の地面にポロポロとおち、下を歩いているウズラなどの鳥は、
この食べかすが食べられるので助かっています。
これは、イエスさまが食べ物をひとつもむだにしなかったというお話を思い出
させます。五千人をパンでやしなった後も、余った食べ物をむだにしないように
集めておきなさいと言われました。それと全く同じように、イエスさまは、リス
が落としたたべかすも、むだにならないように、ウズラなどの鳥をやしなってお
られるのです。
(提供:母と子のはこぶね学園)