高き山はやぎのすまい、岩は岩だぬきの隠れる所である。  詩篇104:18

  木ネズミ

 アメリカの砂漠に木ネズミという小さな動物が住んでいます。

 この動物は、他の動物にない困った事情があるのです。というのは、木ネズミ は とても大きな巣をつくりますが、砂漠では、そんな大きなものを隠してお< ところが仲々見つからないので、木ネズミを食べる、もっと大きな動物達は、こ の小さな動物を簡単に見つけることが出来ます。

 でも、木ネズミだって、そうやすやすとは、食べられておりません。神様は、 この木ネズミに、目立つ大きな巣を、サボテンでおおい隠す知恵をくださいまし た。

 木ネズミは 巣の入口にも、いつもサボテンの切れ端を並べておきます。小さ <て軽い木ネズミは、けがをする事もなく、サボテンの長く鋭いとげを簡単によ じ登ることができます。いくら軽くても、けがをしないで登れるというのは、不 思議ですね。

 しかし、木ネズミを食べようとする、もっと大きな動物は、そうはいきません。 コヨーテ等が木ネズミを食べようと追いかけて、あわてて巣の中に首を突っ込ん だら、鼻や顔に、とげがささって大あわてにあわてなくてはなりません。コヨー テも次からは巣に逃げられると、もう あきらめてしまうんですって。

 神様は、どんな小さな動物にも 自分を守る知恵を下さいます。
(提供:母と子のはこぶね学園)