水の効用
体重の60%から70%は水です。筋肉は75%が水、脳は70%から85%
が水、それに水を含んでいないように思える骨でさえ、50%が水です。
これでわかるように、すべての体の機能に水が必要であり、重要な役割をして
います。例えば聞くこと、見ること、血液の循環にも水が必要です。それに水な
しでは、まばたきすることも、話すこともできません。脳を使って考える時にも
水が必要なのです。
私たちの体が効率よく機能するか、しないかは、水を飲む量によって決まると
言っても、言い過ぎではありません。
水分不足
風邪をひきやすいのも、水分不足からのことがあります。ウィルスが体内に入
ると、通常私たちの体は、それを攻撃し、殺します。細菌と戦う能力は、血液中
に十分な水があるかどうかによることが多くあります。
水を十分に飲み、ウィルスに負けない体にしましょう。(ストレス、怒り、憎
しみ、恨みなども免疫能力を弱くします。)
水分が不足すると、腎臓が効率よく働けなくなり、腎臓がすべき仕事を肝臓が
引き受けます。肝臓の本来の主な働きは、脂肪を代謝してエネルギーに変換する
ことです。
肝臓が腎臓の仕事を引き受けると、肝臓には負担になり、本来の仕事である脂
肪代謝が十分に出来なくなり、肥満につながり、それが他の病気へと進んでゆき
ます。肥満予防のためにも、十分な水を飲みましょう。
脳の細胞は70%から85%が水です。ふさぎ込んだり、イライラする時は、
水分不足の場合があります。怒りっぽかったり、疲れている時は、水を飲むと、
症状がおさまることがあります。
脳を健康的に活発に働かせるためには、水を欠かすことは出来ません。 また
水を飲むことにより、便通がよくなったり、口臭を防ぐことが出来たりします。
水分の欠乏がひどくなると、のどの渇き以外に、頭痛、食欲不振などを招き、
血液濃度が上昇します。
ついで全身の脱力感が起こります。さらに、水分量の喪失が体重の数%に達す
ると、精神不安定、体温上昇が認められ、10%になれば、筋肉のけいれんが起
こり、意識が混乱し、腎機能が失われます。体重の20%の水分の喪失が、生死
の境目といわれます。
水の飲み方
1.目覚めてすぐコップ1〜2杯の水を飲む(冬はなまぬるい湯がよい)。
2.消化を助けるために、水は食間に飲み、食事中や、食前15分〜30分、
食後1時間は、水を飲まないようにする。
3.一日に必要な水の量は、おおよそコップに6〜8杯ですが、尿の色が透明
になるまでを目安とするとよい。
また飲むための水だけでなく、シャワーやお風呂を利用し体を清潔に保つこと
が出来たり、疲れがとれ気持ちがよくなります。
(by 壷田 淳子)