最近、ロバート・H・ピアソンの「指導者の祈り」を読みました。牧師として、 教会の各リーダーとして、会社の上司として、母親として父親として、参考にな るのではないかと思います。紙面の都合で、抜粋したものをご紹介いたします。

「主よ!私を、自分がいつも人に望んでいるような、生まれ変わった実践的なク リスチャンにしてください。ひとりの指導者としての評判が、この最高の召しに ふさわしいものにしてください。

 最大の機転をきかし、イエスが人々に接しられたときと同じように思いやり深 く、親切であるように助けてください。私がけっして失礼な態度を取ったり、不 必要に厳しい言葉を出したり、感じやすい魂に不必要な苦痛を与えることがない ようにしてください。私が勇敢で、快活で、熱心で、自分の仕事に聖なる熱意を もっているようにしてください。

 私に不活動の罪を敏感に感ずる良心を与え、私を世の中からしりごみさせがち な保身の壁を打ち破って機会の門戸を開かせてください。どうか、「それは安全 だろうか」とか、「それは有利だろうか」とか、「それは受けるだろうか」など ということを考えないで、いつも「それは正しいだろうか」ということを考える ようにさせてください。

 いつも周囲の人々の価値を増し加える人間にならせてください。私に対する侮 蔑は、それが意図的なものであっても無意識なものであっても大目に見、中傷を 許し、また忘れるほどスケールの大きな人間にならせてください。

 けっして復讐したり、恨んだりしない恵を与えてください。わけても、主よ。 自分の地位や影響力を使って、私に反対したり、私を傷つけた人に仕返しをする ことがないように絶対ないようにしてください。けっして共労者と不必要な論争 を起こさないようにお守り下さい。

 どうか些細な事に、こだわらないようにさせてください。原則が問われていな いことについては喜んで譲歩させてください。私の「部下」を扱う時は、上司に 仕えるのと同じような尊敬と敬意をもって扱うことができるようにしてください。

 事がうまくいかないときに、けっして責任のがれをしないで、自分の責任を負 う勇気をお与え下さい。自分はできても、やりたくないことをけっして他人にや らせないように助けて下さい。

 説法よりも模範によって指導性を発揮させてください。たとえ、他の兄弟が私 のおかげで成功したとしても、いつも心から喜べるように助けて下さい。どんな ことがあっても、他人の失敗や愚かさのを食べていきるようなことは断じて許さ ないで下さい。

 もし、他の兄弟について何もいいことを言うことが出来なければ、私の口をつ むらせてください。 毎日しばしば、「口を守る者はその命を守る。くちびるを 大きく開く者には滅びが来る」ということを思い起こさせてください。

 非難を受けても、「柔らかい答えは憤りをとどめ、激しい言葉は怒りを引き起 こす」ということを覚えて忍耐を与えてください。

 私の兄弟たちが、私の計画や提案の中にある光を認めることが出来なくても、 いつも柔和に譲歩できるよう助けてください。ただ、原則がかかっているときだ けは、たとえ、天が落ちかかろうとも、正しいことのために立たせてください。

 どうか衝動的にふるまったり、せっかちな判断をしないように助けてください。 緊急なことは、迅速な配慮と決定が必要ですが、多くの決定は祈りの深い雰囲気 のうちになされるほうがよいことを覚えさせてください。

 あやまちを犯した人を扱う時には、愛と憐れみと真の公正さを持って、また、 私も試みられるかもしれないことを覚えて、私自身が扱われたいと思うような精 神で接することができるようにしてください。

 どうか主の資金を賢明に用いさせてください。これらの資金は私のものではな くて、あなたのものです。これらのお金の多くは、長い時間の労苦と自己犠牲を 通して捧げられたものです。

 どうか行政的な働きに夢中になりすぎて、わたしの最高の召しである救霊の働 きをけっして見失わないようにさせてください。私がこの世にあるのは、私自身 と他の人々を来世に準備させるためであることを常に思い出させてください。

 どうか私を祈り人、みことばの人としてください。この二つの大事なことを人々 に勧める時に、決して口先だけにならないようにしてください。毎日あなたとと もに初め、あなたとともに終わらせてください。

 どうか、あなたの助けがあれば、どんな仕事でも不可能でないという信仰を持 たせてください。

 また献金のときには、自分の最善以下を捧げることなく、いつも、おし入れ、 ゆすり入れ、あふれ出るまでに量をよくすることができるようにしてください。

 そして、どうか何事においても、いつもキリストを最初とし、最後とし、最善 とすることが出来ますように。アーメン」。
(by 藤田 昌孝)