菜食について(その3)
バランスのとれた食材を使って用意された菜食を感謝して食べ、運動が十分で、
水分の補給もうまく行え、日光浴も適度にし、休息も十分にとり、何事にも節制
を心得て、新鮮な空気を胸一杯吸い込み、神様を信頼し心に平安があり、これら
健康増進の8つの条件がすべてそろうと、心身に変化が起こるのが体験できます。
菜食を始めると医療費カットにもつながるとアガサ・スラシュ医師は言います。
医療費にかかる費用が年々増えるアメリカでは、生き残るためには、生活習慣、
食習慣を正しいものにすることであると、「6年間、より長生きするには」の著
者のルイス・ワルトン氏は言います。
1918年の第一次世界大戦中、デンマークで国民全体が菜食を強いられまし
た。
海と陸から封鎖されて国家は食糧不足に直面してしまいました。牛に飼料を食
べさせてから殺してその肉を人が食べると、牛に食べさせた飼料の90%を失う
ことになります。
栄養学の権威として名高いヒンデヘーデ博士がデンマーク国王から緊急の呼び
出しを受けました。そして、一年間肉を食べないプログラムを国家のために企画
しました。
これは悲惨な結果を招くだろうと多くの人が思ったのですが、男性34%、女
性もほとんど同じ比率で死亡率の低下を見せて世界記録をうち立て、又、病気の
罹患率も著しく減少したのです。
ところが翌年また肉食が始まると、死亡率は戦争以前のところまで逆戻りして
しまいました。
(by 壷田 淳子)