幼児期の菜食

             人体は私たちが食べる食物によって出来ています。ですから幼児期や成人して からの欠陥は、食事の質や種類によって大いに影響されます。この影響は成長期 に顕著に見られます。

 食事は栄養素を十分に含んでいるものでなければなりません。それに神様が私 たちのためにお作りになった、その栄養素をこわさないように体に取り入れなく てはなりません。

 すなわち、精製や抽出していないものを最小限の調理過程を経て用意された食 事が、成長期の子どもたちに最高のものです。

 食習慣は受け継がれるものではありません、養うものです。賢明な親は、じっ くりと時間をかけ忍耐強く、子供に良い食習慣を教えます。

 離乳食は六ヶ月を過ぎてからが望ましいと言えます。六ヶ月未満の幼児に与え ると、後にアレルギーの原因になることがあります。授乳中の母親が肉食をして いますと、母乳だけ飲ませていてもアレルギーになりやすくなると言われていま す。

 カフェインの入った飲み物は、神経を非常に刺激するもので、小児に飲ませる べきではありません。コーヒー、茶、コーラ飲料、その他のカフェインの常用癖 は、たやすくつくもので、ある場合には、洒やたばこほどの害を及ぼします。

 腹に取り入れたものが、身体だけでなく究極的には精神にも同様に影響を及ぼ すということは、何度言っても言い過ぎることはありません。

 粗末で刺激の強い食事は血液を熱し、神経組織を興奮させ、道徳的な認識を鈍 らせてしまいます。そして、理性と良心とは感覚的な衝動によって押しつぶされ てしまいます。

 食事に関して不節制な人が、忍耐力と自制心を働かせるのは困難、またはほと んど不可能です。ですから、まだ品性の形成されていない子どもたちに健康的で 刺激のない食べ物のみを与えることが特に大切となります。
(by 壷田 淳子)